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<こひつじかい>上野の森探検遠足

2020年9月12日 / 未分類

《集合前のお得時間》
今日は上野の国立科学博物館に行きます。
年長さんは広尾から上野まで自転車で行く予定だったのですが、終日雨予報だったため断念し、一足先に電車で上野に向かいます。
車内では、広尾駅から上野駅までの駅名を順番に言ったり、「虎」や「秋」など駅名に含まれている中で子どもたちが知っている言葉を探したりして過ごしていました。

上野に着くと、不忍池に蓮を見に行きました。
葉は、大きいもので子どもたちの傘ほどのものもありました。
年長さんは妙高でもいもり池の蓮を既に見ていますが、不忍池の蓮は葉も花も長い茎を伸ばし水面から飛び出していたので、いもり池の水面に浮かぶ蓮のイメージとはまた違ったことに驚いていました。
子どもたちは興味津々に葉に近づき、葉に溜まっている水を落として遊んでいました。
さらに、朝早くから来た子どもたちは、蓮の花を見ることができました。
朝に花を咲かす蓮は、午後に差しかかる前に蕾に戻ってしまいます。見頃も過ぎる頃だったので、ラッキーでした。

その後は、年長さんたちはシロナガスクジラのオブジェがあるところでいよいよみんなと合流します。
水飲み場にカラスがいるのを見つけました。
ただ遊んでいるだけかと思いきや、よくみると水を飲むために蛇口をひねろうとしています。
きっと人間が使っているのを見て真似しているんだね!頭使ってるね!と目を奪われていました。
「知恵をしぼる」のは人間に限らず生きていくために必要な力だと再確認しました。

《上野の山をすみずみまで探検》
朝から雨が降る予報でしたが、空は明るく雨も降っていなかったため、みんなで公園を端から端までお散歩しました。
暑過ぎず、時折涼しい風を受けながら快適に歩いて行きます。気づけば今日もまた約10kmも歩いていました。
所々で、虫や子ども達の顔よりも大きな葉っぱを見つけては拾い上げ、観察して楽しんでいました。
その道の途中、上野動物園の脇を通ったときには、大きな鳥を見ることができ、さらに鳴き声も聞くことができました。
普段目にすることのない本物の大きな鳥を見て、子どもたちは足を止めて、話しかけるように一緒に声を出します。体色やサイズから名前を言う子もいました。

上野東照宮に着くと、開門まで少し時間があったので、五重塔の絵を描くことにしました。
細部までよく観察し、紙いっぱいに表現していました。
描き終えるとちょうど門が開いたので、中に入ります。
輝く金色の上野東照宮に感動する子ども達は自然と足が進み、近くで眺めて見入っていました。

その後は上野大仏を見に行きました。
巨大な顔だけの大仏で、子ども達はまじまじとその顔を見つめながら、そっと手を合わせて頭を下げます。
除夜の鐘やお地蔵様、沢山の灯篭など歴史を感じつつ、公園内を探検します。
西郷隆盛の像のところでは、「西郷さんはいつ生まれたの?何歳?」など質問が溢れます。
「12月生まれだったら私と誕生日が近いね」などお勉強として覚えるのとは全く別の視点からインプットされていくのは子どもならではで話していてこちらも楽しい時間です。

お昼の時間になると、雨が降ってきたので、屋根のある場所へ移動して、素早くお昼をいただきました。
けれど、作っていただいたご飯を飲み込んでしまわないようにと噛みしめながら、お友だちとお弁当の時間を楽しみました。
昼食を食べた場所からも、集合場所で見たクジラが見えたので、絵を描きました。
曲線、ブルーの使い分け、全体と体の部分とのサイズの比較を上手に表現して描いていました。

《いよいよ博物館へ》
予定の時刻になり、博物館に向かいます。
博物館に着くと、子ども達はいよいよと心を踊らすように進んでいきます。
サバンナに住む動物、色鮮やかな鳥、人間とは全く違う形態の生物、大昔の生き物や本物の恐竜の骨など、自分が生きていない時代、自分が住む所とは全く違う世界の生き物を見ることができ、子ども達は興味津々でした。
今まで画面や紙面で見てきた二次元のイメージを三次元の実物大で知ることができたことは衝撃であり、また同時に大きな感動であったと思います。
各々好きなものや興味を惹かれるものに違いがあることも、またその子らしさがよく現れていました。
展示物に制限があること、予約制なので空いていることで、一つの空間を気のすむまで楽しむことが出来ました。

地球の進化や生き物のゾーンを一通り見たあと、ちょうど雨がやんでいたので外へ出ておやつ休憩に入ります。
おやつを食べ終わると、すぐにまた元気に走り出します。鬼ごっこやだるまさんがころんだをして遊んでいました。
縄跳びチャレンジをする年長さんもいました。少しずつ回数を増やしていく姿に成長を感じます。

残りの時間で、科学の発展に関するゾーンを見て回りました。
まだよくわからない部分も多くある中で、自分の知っていることにうまく繋げていく子どもたち。古い車や科学の偉人にはよく反応していました。

館内を見入っているうちに、気付けばあっという間に帰りの時間です。
子どもたちはまた集合場所に戻ると、まだ遊びたいという元気も残してママたちのもとに行きます。
たくさん歩き回ったものの、疲れたと言うことなく、様々なものに興味のアンテナを張り、多くを吸収して、また大きく成長したことと思います。

《アルバム》
上野の森探検遠足の写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 上野の森探検遠足アルバム
閲覧期限:9月18日

<こひつじかい>遠足ご参加の皆様

2020年9月11日 / 未分類

遠足ご参加の皆様

遠足にお申込みいただきありがとうございます。
子ども達にとって楽しい時間となるよう準備を進めております。
残念ながら雨の可能性が出てまいりました。
その場合は、朝の様子で傘とレインコートをお持たせください。
歩きやすさを考え、靴は長靴ではなく運動靴にしてください。
ここ最近では、短時間で強い雨が降ることが多々ございます。
濡れてしまうことも考えられますので着替えは靴下や下着も一式ご準備ください。

2020年9月11日
磯邊

<こひつじかい>今年も沢山の自己表現作品が集まりました

2020年9月5日 / 未分類

こひつじかいでは毎年、自分が過ごした夏の思い出として夏休みの最後に自分が描きたい絵を描き、自己表現力コンクール「じ・ぶ・ん表現」に出しています。このコンクールは、子どもはもちろん、子どもをもつ親、指導者を対象にした、コンクールです。俳句、短歌、創作ことわざ、詩、作文、小説、絵画、作曲、絵本や研究論文、音声や英語やダンスによる表現作品まで、自分で感じ、自分で調べ、自分で考えたことを、分野を問わずに作品が応募できる、『自分を表現する楽しさ』を体験できる“場”となっています。すでに、文芸、美術などのあらゆる分野で各種のコンクールが開催されていますが、多くはその作品の優劣を判断するものに終始し、応募作品の多くはそのまま消えていく運命にあります。しかし「自己表現力コンクール」は全作品の一点一点に講評を施し、返却すると同時に、少しでも多くの作品を作品集などで広く社会に公開していく、今までにない「開かれた表現の場」です。
今年は21点の作品が8月末に集まり、それぞれが自分らしく生き生きと表現した思い思いの作品たちをコンクールに応募しました。自らの夏の思い出を描いた子や、コロナの影響でお祭りの開催中止が相次ぐ中、開催できたらいいなとの想いからお祭りの絵を描いた子など、いつもと違う夏を経験して自分で考え丁寧に描きあげた作品ばかりでした。
それぞれの色鮮やかな作品は、我慢が多かった夏だけれども、心がぱっと晴れた作品の数々になったと思います。先生方に講評をいただいて原画が返ってくるのが待ち遠しいです。

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