<五感磨き遠足>ski camp 2日目を迎えました
2023年3月27日
《生活の中にも違いがたくさん》
キャンプ2日目を迎えました。
晴れていたら、気持ちの良い朝の空気を吸いにお散歩に出かけるところですが窓の外は生憎の雨模様です。
お散歩はお天気が回復しそうな後半戦のお楽しみとすることにしました。
子どもたちにとって、ロッヂでの生活と普段の生活では異なるところが沢山あります。
まずはお布団。普段はベッドで寝ている子がほとんどなのではないでしょうか。
三つ折りにお布団をたたみ、押し入れの前に積み重ねてお部屋に空間をつくります。
「押し入れ」という言葉も使い慣れないので、どの部屋からも
「ここってなんだっけ?たんす?棚?」
「本当はお布団は押し入れにあげるんだよ」「あげるってなに?しまうってこと?」
など様々な会話が聞こえてきました。
知らないことがたくさんあると生活の中にも自然と会話が増えていきますね。
さぁ、お布団が出されて空間のうまれた押し入れを見つければ当然入りたくなるもの。
ざぶとんや積み上げたお布団を工夫して使い、各部屋に秘密基地が出来上がっていきます。その中で学年をこえたおままごとが繰り広げられていたり、アスレチックのようになっていたりとは子ども達にとっては最高の遊び場が出来上がりました。
お友達との生活ならではの経験かもしれません。
《2日目レッスン》
2日目のスキーレッスンの開始です。昨日教わった通りにブーツを履き、われ先にとゲレンデに向かっていました。そしてスキー板を履き、リフト乗り場へと向かいました。
リフトでは、小学生の子ども達が幼稚園生の子ども達のサポートを手伝ってくれたおかげで、みんなで頂上までスムーズに登ることができました。
1班の子ども達の目標は、綺麗なパラレルターンです。そのために、ターンの時に足を内側に倒しながらも、腰から上は真っ直ぐ立てて、くの字の状態を維持する練習です。午前中は、おさむコーチに一人一人滑りを見てもらい、アドバイスをもらいました。
こちらのチームは3年前、新型コロナがまだまだ未知のウイルスだったときに、東京へ戻るよりも安全に過ごせるということで急遽宿泊を延長し、2週間以上もスキー漬けの毎日を過ごしました。
それをきっかけにスキーが大好きになり、3年経った今、校長先生たちも驚くほど上達しました。
ゲレンデでも本当に楽しそうで、上手くなるために真剣な様子をみると、3年前に子どもたちなりの「今」できることを見つけて、夢中で取り組んだからこその賜物だなぁと感じます。
今年初めてスキーを履いた子たちももしかしたら3年後には、、と思うと我々も一緒に滑っていてワクワクします!
午後は、とにかく沢山滑りました。特に男の子たちは、こぶとジャンプ台が大好きなようで、リフトを降りた後に毎回おさむコーチに「こぶ行きたい!」、「ジャンプ台行きたい!」と主張し、リフトの終了時間ギリギリまで滑り込みました。
《雨にもマケズ》
午前中のスキーが終わって戻ってくると、ウエアや手袋、靴下など身につけていたものはびっしょりです。
すぐに干して午後に備えます。ウエアは少しでも乾くようにと乾燥機にかけてくださることになりました。
雨の中のスキー、もう行きたくないと声があがることも覚悟していましたが、予想に反して子ども達は滑る気満々!乾燥機からウエアが戻ってくるのを今か今かと待ち構えているほどでした。
ゲレンデに出てからも雨を気にすることなく、最後には2日目にして全員がカプセルリフト乗車、貸し切り状態の広いゲレンデでどの班もゲレンデ終了時刻ギリギリまでスキーを楽しみました。
すっかり滑れるようになった、りさチームがロッヂに向けてラストスパートをかけていると後ろから「やっほー!!」格好よく滑り降りてくる一団がやってきました。
1班の子たちに「おー!滑れるようになってる!」「すごいすごい!!」と声をかけてもらってとっても嬉しそう、ニコニコでロッヂまで帰ってきました。
大人だと、雨だと、、、と先のことを考えて、躊躇しそうになる部分も「今」が全ての子ども達には全く問題にならないということを改めて気づかせてもらいました。
それでも体は正直、一日中雨に打たれていればいつも以上に体力を使います。
夕食が終わると小学生でも眠たそうな表情の子がちらほら。やることだけささっと済ませて、全員あっという間に眠りにつきました。
雨の中のスキーも思う存分楽しみ、それぞれに上達した子ども達、晴れ予報がでている明日からの後半戦では、またこの2日間とは違った楽しさを沢山発見してくれることでしょう。
《アルバム》
2023.3.26の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R ski camp 2023 20230326
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