【五感磨き】手作りクリスマス会をしました

2024年1月2日

クリスマスパーティーの主役となるパン作りは小学生チームが担当します。秋から何度も生米パン作りをしてきましたが、今年最後の集大成として大人の助けなしの生米パン作りに挑戦しました。今回は女の子チームと男の子チームに分かれて二種類のパンを作ります。一つは小松菜を使ったみどり色のパンです。全部で24切れのまるい生地をクリスマスツリーの形にするためにどうすればいいか考えながら配置します。もう一種類はベーコンをまいたロールパンをリースの形にしていきました。それぞれチームで一番年の大きい子がリードし、自分たちで役割分担を行い作りました。大人の助けがないことに不安に感じる様子はなく、逆に自分達で全部考えて行動することを楽しみます。「油を入れすぎた!」「じゃあ水を少なくしよう」と失敗しても諦めることなく、協力して美味しいパンを作ろうと努力する姿には驚かされました。

幼稚園チームはスープとサラダ作りを担当しました。十二月に採ってきた白菜と大根を使います。まずは白菜は茎と葉をわけ、茎は千切りに、葉はちぎっていきます。自分で包丁を持って茎を切ることができた一方、簡単そうに見える”ちぎる”という作業に子供達は大苦戦。大根は丸くする型抜きでも力の入れ方に苦戦しつつ、コツを掴んで上手にくり抜いていくことができました。また子供達は「さく」という言葉を初めて学びました。白菜に切り込みを入れて手で「さく」、カニかまぼこを「さく」、と同じ言葉を使う作業を行ってサラダを作りました。干しておいた白菜はタルの中に入れて塩漬けにします。塩をぱらぱらと指を上手に使ってふりかけました。最後に自分たちで白菜の芯を炒めます。時間が立つうちに水分が沢山出ていくことに面白がる様子もみられました。そして野菜たっぷり使った無水スープのできあがり。手を器用に使って作ったスープとサラダの完成です!

パーティーを彩るためにみんなでランチョンマット作りをしました。クリスマス仕様のツリーが形取られている紙を使い、そこに短い緑色の線を書き足します。「ちょんちょんちょんちょん」と言いながら長すぎず短すぎないように線を上手に調整して本格的なツリーを描きました。飾りのシールを貼り、最後にツリーを画用紙にはります。両面テープを扱うことに慣れていない子も多かったですが、小学生のお兄さん、お姉さんがやっている様子を見てみんな真似して習得していきます。誰が早くできるかな、と競争しながら可愛く仕上げることができました。オリジナルの素敵なランチョンマットに加え、他にも作ったコースターと共にご飯を楽しむ準備満タンです!

自分達で全部作り上げた豪華なクリスマスパーティーが始まりました。クリスマスツリーとリースの形をしたパンや、スープ、サラダに加えて大根の雪だるまや大きなターキーを食べました。お野菜を残すことなく使った野菜たっぷりの献立でしたが、そんな料理たちを美味しそうにもりもり食べる姿はなかなかみられない光景でした。最後はみんな全部完食!白菜のサラダのおかわりもしてお腹いっぱいになりました。

プレゼント交換のためにまずは箱を組み立ててお菓子を入れるキャンディボックス作りをしました。最初は幼稚園チームだけでキャンディボックス作りに挑戦したところ、折り目づけやリボン結びに大苦戦!その状況に「大事件!!」と年長さんたちが駆けつけて手伝ってくれました。強力な助っ人たちのおかげで50個ものボックスがあっという間に完成しました。さあいよいよプレゼント交換を開始!自作のクリスマスメガネをつけ、みんなで円になります。途中ペースがうまくあわず、自分のところにたくさんたまってしまった子がいたので、「自分、隣、自分、隣」と言いながらリズムに合わせてプレゼントを回してみました。するとどんどんコツを掴んでいき、みんなで楽しくプレゼント交換をすることができました。

磯邊季里 @ 2024年01月02日 09:40 コメント: (0)

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