【ワジック教室・食育】第2回は手打ちうどん

2025年3月23日

今日は2歳・3歳のお子さんがたくさん参加してくれ、総勢8名で賑やかに手打ちうどんを作りました。

〇出汁のうまみ溢れるきつねうどん
 ふっくらお揚げ
 ぷりぷりわかめ
 シャキシャキ白ネギ
 さくら人参
〇磯の香り広がる鶏むね肉の磯辺揚げ
〇甘ーいいちご

まずは、うどんのお出汁作りからスタート。
大きくて長い昆布を手で割ると、「ぱりんっ」といい音がします。割った昆布を水に入れて火にかけ、沸騰させていくと、旨みたっぷりのお出汁が完成しました。

次は、うどんの麺作りです。
「うどんは粉からできているんだよ」と伝えると、子どもたちは興味津々で粉を触っていました。ふわふわの粉をこねるだけでは何も変わりません。そこに塩水を少しずつ加えていきます。指先でくるくると混ぜながら、コップの水を少しずつ投入。「少しずつ入れる」作業は難しいかと思いましたが、子どもたちは上手な子を観察したりしながら上手に調整していました。すると、ふわふわの粉がポロポロの塊に変化。「粘土みたい!」と楽しそうな声が上がったり、まるでピザ職人のように黙々とこねる子も。水をすべて入れたら、次はしっかりこねていきます。手でぎゅっと握ると、生地が固まり始めました。ボウルの粉を集めながらこねていくと、だんだんまとまっていきます。力のいる作業でしたが、子どもたちは全身を使って一生懸命こねていました。
生地がひとまとまりになり、ボウルがピカピカになったら、袋に入れて足で伸ばします。ゾウさんのように踏みながら、生地を平たく伸ばしていくと、きれいな丸い形になりました。伸ばした生地は一旦寝かせておきます。

次に、うどんにのせる具材の準備です。
硬いワカメを水に戻すと、大きく膨らみ、色鮮やかに。ひらひらとしたワカメのカーテンのようになりました。つるつるのワカメを一口サイズに切ります。
次は、前回も登場したお揚げ。今回は三角にカットします。ひと口食べてみると、見た目からは想像できない甘さです。初めて食べる子も勇気を出して挑戦したり、気に入っておかわりしてる子もいました。
長いネギは斜めにカット。切っているうちに「目がしみる~」という声が聞こえてきました。すると「目がしみるのは、新鮮な証拠だよ!」と、物知りな6歳の子が教えてくれました。子供達は包丁の扱いにも少しずつ慣れているようです。

では寝かせておいた生地を、いよいようどんの形にしていきます。まずは、綿棒を使って薄く伸ばします。力の加減が難しく、手前が厚く、奥が薄くなりがちでしたが、生地の向きを変えながら工夫して頑張りました。生地を伸ばせたら、包丁で「とんとんとん」とリズムよく切っていきます。力を入れすぎず、同じ太さになるように慎重に。こうして、長ーい麺が出来上がりました!

お皿に盛り付け、食卓の準備ができたら「いただきます!」みんなで作った温かいおうどんを、つるつるーっとおいしそうに食べていました。食事中、「お出汁がいい香りだからうどん屋さんを開いたら、お客さんが来るかな?」と盛り上がる子どもたち。「どんなお客さんが来るんだろう?」と想像がふくらみ、「透明なキツネ?」「ゾウ?」と楽しい会話が続きます。
早く食べ終わった子は、もう一度うどん作りに挑戦。みんなでお腹いっぱいになったら、元気よく「ごちそうさま!」をしました。

最後に、お絵描きをしながら今日使った食材を振り返り今回のワジックを終えました。

2025.3.22の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250322「手打ちうどん」

磯邊季里 @ 2025年03月23日 08:42 コメント: (0)

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