<こひつじかい> みかん狩り遠足
2016年12月8日
12月4日(日)、みかん狩り遠足に行ってきました。お天気にも恵まれ、穏やかな冬晴れとなりました。田園調布駅に集合すると、お見送りに来てくださったお父様やお母様にご挨拶をしていざ出発です。今回の遠足は大きな貸切バスで移動します。移動中、バスの車窓からは富士山がはっきりと見え、子ども達はとても驚いた様子でした。




1時間ほどバスで移動すると、大磯にあるみかん園に到達です。バスを降りると一面にみかん畑が広がっていました。早速、みかん園の方のお話を伺います。みかんを狩る際のハサミの使い方、今年のみかんの特徴を教えていただきました。小さなみかんは甘みが強い分、酸味もあるなど、子ども達は真剣にお話を聞いていました。みかん狩りのポイントを理解したところで実際にやってみます。色が濃いもの、太陽によく当たっているもの、子ども達なりに考えてみかんを狩っていきました。狩ったみかんをその場で食べてみると子ども達は笑顔になっていました。木によって味が違うなど、たくさんの発見もできた様子でした。ご家族のためにも袋いっぱいにみかんを詰めてみかん狩り終了です。







その後、お絵描きをしました。子ども達はみかんが木からどのようになっているのかを上手く捉え、色鮮やかに仕上げていました。この日は快晴ということもあり、みかん園から富士山が一望できました。富士山だけでなく金太郎伝説で知られる金時山、まるで双子のように同じ形をした二子山など壮大な景色が広がっていました。これらの景色もお絵描きしてみました。





お絵描きを終えるとお弁当の時間です。お母様のメッセージ入りのお弁当や工夫を凝らしたお弁当をおいしくいただきました。また、みかん園の方がシルクスイートという甘いさつまいもをふかしてご馳走してくださりました。さつまいももあっという間に食べ終わった子ども達はみかん園を探検してみました。みかん園の奥に生えていた竹や、イノシシに倒されたと思われる木など、子ども達は体を動かして遊びながらも興味深く観察している様子でした。
みかんの木は背が低いので、子どもたちは木登りに夢中でした。はじめは怖がって、下のほうにいた子も、だんだんとコツをつかんだのか、最後にはてっぺんから顔をのぞかせていました。おやつタイムのあとは、もう一度富士山のところまで行って、富士山に向かって縄跳びをしました。日本一の山の堂々とした姿にパワーをもらい、それぞれ新記録や新しいとび方に挑戦していました。




思う存分みかんの山で遊んだあと、帰り支度をしていると、子どもたちから「にじだ!!」という声があがりました。見上げると、よく晴れた空に虹が出ていました。今年は本当に沢山の虹に出会った一年でした。

みかん園の方々にお礼をしてバスに乗り込み東京に向かいました。
子ども達が大好きなみかん。近年は秋口から店先にならび、比較的長い期間、味わうことができるように思います。お稽古場でも、年長さんや小学生達を中心に、この秋はずいぶんたくさんのみかんをいただきました。みかんについて書かれた絵本を読んで、今回のみかん狩りを楽しみにする気持ちを盛り上げることもありました。みかんをみんなでいただくと、味わいのおいしさだけではなく、そのさわやかな香りに癒されますね。風邪予防に効果があると言われているビタミンCが摂れることもよく知られているみかん。おいしいみかんをたくさん食べて寒い冬を乗り越えて欲しいと思います。





