<こひつじかい>斑尾CAMP 第4日

2019年8月10日

斑尾キャンプ4日目。

朝の体操を終え、朝ごはん食べた後はコロボックルの森で遊びます。
虫を捕まえにあちこち探しまわったり、芝の上を走り回ったり、葉っぱを集めたりして遊んでいました。
お天気が良く、あちこちに虫が飛んでいました。葉っぱの先生と植物を探して、タイムのお花を一緒に見つけた子もいました。

想像力豊かに

子どもたちは美容師になって、毛が伸びたライオンの鬣を整えます。クロスをかけ、はさみで切っていきます。周りをジグザグに切ったり、中心に向かって切り込みを入れてみたり、素敵なライオンに仕上がっていきます。
トイレットペーパー、ビニールテープ、モール、クリップを材料にドライヤーもつくりました。
他にも、子どもたちが自分のものを置くために使っている白いケースをモールや紙テープでカラフルにデコレーションしました。
ケースの側面の隙間に波縫いのようにジグザグ通したり、端だけ止めて長いラインをつくったりしていました。
子どもたちが作る作品で、お部屋の中がどんどんにぎやかになっていきます。
お昼ごはんの時に使うエプロン作りもしました。
白いエプロンに、何でもいいので好きなものを描いていきます。自分の好きなもの、斑尾の思い出の一場面など、様々です。
まっさらだったエプロンも色とりどりのエプロンに変身しました。

エプロンが出来上がるころ、ちょうどお昼の時間です。お昼ごはんは外のもりのレストランでカレーを食べます。
お天気のもとみんなで食べる熱いカレーはもりもり食べられます。おかわりをする子が沢山いました。

スペシャルゲスト登場
今日は毎年スキーキャンプでお世話になっている妙プロの校長先生とロッヂ・ラーのお母さんも遊びに来てくださいました。
ゲレンデで会う時とは恰好が違うため、みんな一瞬きょとんとしましたが、
分かるとすぐに我先にと自分のお仕事について紹介したり、採ってきたじゃがいもやとうもろこし、工作したものなどを披露していました。
最後に男の子は校長先生、女の子はロッヂ・ラーのお母さんの似顔絵をそれぞれ描いてプレゼントしました。

花火大会
第4日の締めくくりは花火です。
夕食時に雨が降っていたので心配でしたが、食べ終えるころには止み、何とかできそうです。
花火に火をつけると、しゅわしゅわと音を立てて火の線が飛びます。色んな種類を試して楽しむ子もいました。初めは怖がって遠慮していた子も、気づくときれいな花火に見とれて自ら手に持って楽しんでいました。
吹き出し花火は、「オレンジだ!」「黄色になった!」「黄緑色だ!」と色の変化を楽しみ、手持ち花火よりも華やかで目が釘付けでした。
最後にチーム対抗で線香花火大会をしました。
線香花火をそっと持ち最後まで残れ!と祈ります、他チームはがんばれ~と小さな声でそっと応援します。
じっと光り、長く燃え続けそうだと思いきやプツっと落ちてしまったり、逆に、あちこちにふるふる震えて今にも落ちそうだと思ったら一番長く残ったり。予想できないので面白く、盛り上がりました。
一番最後は大人チームです。全員童心に返って、真剣そのもので線香花火に集中します。そんな大人たちが全力で楽しんでいる様子をみた子ども達からは
「大人チームが一番楽しそう!」と言われるほどでした。大人も子どもも夢中に全力で遊ぶことができると楽しさが何倍にも膨らみますね。

《お仕事紹介③》
◎レストラン・お食事係
お食事の度に、配膳と「いただきます」「ごちそうさま」の声掛けがお食事係さんのお仕事です。
普段から食べることが好きそうな3人にお願いしたら、喜んで引き受けてくれました。
今日の森のレストランでも、一足先にエプロンを仕上げ、みんなに「こんな風に作ってね」とリードしてくれたので、素敵なレストランに仕上がりました。

◎文房具屋さん
沢山の工作をするときは文房具屋さんも大忙しです。
チームごとのお道具BOX、材料が必要になってくると文房具屋さんに買いに行きます。
文房具屋さんの子ども達が声を掛けてくれることで、持ち物を大切に使うことが少しずつ浸透してきました。

今日もまたお日さまの光を頭いっぱい浴びて、たくさん体を動かしてエネルギーを使いました。
ぐっすり眠ってまた明日に備えます。
線香花火に込めた願いが叶いますように。

磯邊季里 @ 2019年08月10日 05:04 コメント: (0)

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