<こひつじかい>2019年7月の予定

2019年6月27日 / 未分類

こひつじかいの2019年7月のご案内を致します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

≪遠足≫
★無人島探検遠足《好評にて終了いたしました。》
日時:7月18日(木) 7:50〜17:00
対象:年少以上
定員:20名
場所:無人島 猿島
詳細はこちら⇒無人島遠足のご案内

≪キャンプ≫
★第13回サマーキャンプin斑尾高原《好評にて終了いたしました。》
日 程 :7月22日(月)~7月26日(金)
宿泊先 :斑尾高原ホテル
所在地 :〒389-2257 長野県飯山市斑尾高原
交通手段:JR東日本(東京~飯山)北陸新幹線+バス
引率員 :磯邊 季里 他
※キャンプの詳細はこちら⇒斑尾キャンプのご案内

<こひつじかい>第7回Super Long Ride 2019

2019年6月18日 / 未分類

梅雨のこの時期は、天気予報がくるくる変わるので主催者側、保護者の皆様、そして子ども達も毎日天気予報を気にして過ごす1週間でした。
前日の雨に「明日の分までもっと降れ~!」と念を送り、夜にはてるてる坊主に願いを込めて眠りにつきました。

いよいよ待ちに待った日曜日の朝が来ました。カーテンを開けると雲は少し残るもの雨はすっかりあがっていました。
5時45分の集合には、子ども達も自転車をしっかり列に並べて準備万端です。
今回はA~Dチームに分かれて、荒川サイクリングロードを走ります。ひとまずの目標は100kmですが、速いチームは頑張り次第で、もっと先へチャレンジしていいということを伝えると、Aチームの男の子たちの目の色が変わりました。
1日安全に楽しく終えるために最終ルール確認を大人、子どもそれぞれが済ませ、葛西臨海公園を飛び出しました。

荒川を横目に見ながらのサイクリングは心地よく、どのチームも順調な滑り出し。まずは第一チェックポイントの扇大橋に向かいます。サイクリングロードを走りだすと子ども達は、最高の遊びを発見!それは前日の雨の賜物である、大量の水たまりです。小さいものからサイクリングロードの幅全てを覆いつくすほどの特大サイズもあり、そのど真ん中を突き進み、両側に上がる水しぶきに「噴水自転車だ!」と大はしゃぎです。

どのチームも第1チェックポイントに到着し、それぞれエネルギーを補給します。
そこではDチームの3人が一生懸命自転車に乗る練習をしています。「みんなと一緒に行きたい!」という気持ちから自分で何度も練習し、Cチームが着いた時には全員乗りこなしていました。その様子をみて、Dチームも最後の20kmに挑戦していいと勝又パパから許可をいただきました。

第2チェックポイントは秋ヶ瀬公園です。11時開始のバーベキューに間に合うように、各チームどこまで行けるかチャレンジの始まりです。
Aチームの速い子たちはさすがのスピードで、だんだんとチーム内での差が広がってきたため、途中からチームを分解することに。苦しくなったときの踏ん張りは、年齢・学年関係なく、気持ちの強さというのが顕著に表れています。

秋ヶ瀬公園につくと、美味しそうに焼かれたお肉やお野菜がいっぱい!お父様、お母様が先回りして準備をしてくださっています。キンダーの男の子一家も合流して、キャベツをちぎったり、お野菜を並べたりとお手伝いをしながら待っていてくれました。
ここまで約50km、大人・子ども関係なく全員がエネルギーを使い果たしてお腹がペコペコです。大盛況でソーセージや牛肉・豚肉・鶏肉、野菜があっという間に売れていき、焼きそばで締めくくりました。

十分休息をとってから、後半戦の準備をはじめます。
すると勝又さんから子ども達に集合がかかり、一人ずつ名前を呼ばれてカードケースをいただきました。中を見ると「自転車検定」の認定証が!それぞれ達成級のカードを嬉しそうに眺めています。認定証効果でモチベーションが更に上がり、後半戦スタートです。

「一列で」、「前との間隔を詰めて」などチームで走るときの約束もずいぶん守れるようになっています。もちろん疲れはあるものの、各チームが前のチームに追いつけ追い越せととにかく前へ前へと漕ぎ続けます。
第3チェックポイントの扇大橋へ予定の時間よりも早いペースで到着です。
ここからいよいよDチームも参戦します。少し心配そうなお父様お母様をよそに本人たちは行く気満々で自転車にまたがり、快調に走りだします。
葛西臨海公園へのラストスパートはみんなで一緒にと、先に着いたAチームは折り返して最後尾まで応援にかけつけます。
公園内を抜けて、ついにゴール!午後5時45分。スタートからちょうど12時間です。バーベキューの時間を除く約10時間走り続け、全員で目標を達成することが出来ました。

子ども達は達成感と自信に満ちた本当に素敵な表情で最後に勝又パパからの話に耳を傾けます。「お父様お母様への感謝を忘れないこと」、「自転車は自分でお手入れをして大切にすること」きっと子ども達に伝わっていることでしょう。

お互いに精一杯頑張っていると認め合っているからこそ、大人・子ども関係なく迎えに戻って励ましたり、飴やハイチュウを配ったりと、サポートで臨機応変に走り回ったりとそれぞれ自分にできる役目を見つけて行動する姿をみると、子ども達を通して、我々が自転車だけでない大変貴重な経験をさせてもらっていることに改めて感謝の気持ちが生まれます。この企画に賛同し、関わってくださる皆様、本当にありがとうございます。これからも子ども達の秘めたるパワーを引き出すための挑戦に、付き合い、見守る環境を作り続けていきます。

最後に。
自転車も車と同じ立派な乗り物なので、交通ルールを守れることが最低条件です。それなので、この計画をスタートした半年前から、子ども達にもそれぞれが自覚をもって行動できるよう少しずつ働きかけてきました。今では、小さな横断歩道一つでも自分の目で見て確かめられるようになっています。これも回を重ね、心技体が着実に成長している証の一つですね。

<こひつじかい>田植え遠足

2019年6月11日 / 未分類

空には厚い雲がかかって心配なお天気です。子どもたちはそんな天気とは反対に朝から元気いっぱいの様子で田園調布駅に集合です。今日は田植え遠足です。帽子をかぶり、服の下には水着を着て準備万端な様子。

お父様、お母様にいってきますのハグをし、電車にのりこみます。途中、電車の乗り換えの横浜駅では、距離がある上に混雑していましたが、ペアと離れずにスムーズに移動ができました。

東横線、相鉄線、そしてバスと長時間の移動ですが、子どもたちはもう慣れっこです。車内ではワクワクする気持ちを持ちつつも、マナーを守って乗車できます。そんなこどもたちの行いをお天道さまが見ていてくれたのか、田植えの時間に雨は降らずに済みました。

そうして田んぼに着くと、田んぼに入る準備をしていざ田植えの時間です。お茶摘み遠足でもお世話になった松本さんにご挨拶をして、スタッフの方々の指導のもと、苗を植えていきます。利き手と逆の手に苗の束を持ち、利き手で3本ほど取って植えます。このとき、苗を地面にまっすぐと刺し、寝かせないようにします。

田んぼの中は泥で歩きづらいですが、転ばないように慎重に歩いていきます。みんなで横一列に並び、スタッフの方が工夫してくださったロープそって苗を植えます。最初はまっすぐ垂直に植えるのが難しかったのですが、だんだんと慣れていくと、縦と横の列を見比べてズレないように綺麗に植えることができました。ひんやりとしてぐじょぐじょした田んぼ特有の感触を最初は嫌がっていた子も、最後のほうには自分の手で植えることができました。泥遊びをし始めてしまう子はおらず、真剣に作業をする子どもたちを見守るかのように、近くに鴨が飛んで来たりもしました。

田植えを終えた後の汚れ具合は、同じ時間泥の中にいたとは思えないほどその子その子で違いがでます。泥に足をとられて尻もちをついた子、泥風呂に入ったかのように上半身まで泥だらけの子、その一方で、ひざ下と手しか汚れずという子もいました。
田んぼから上がり、近くの沢で汚れを落とします。どんどんあふれ出てくる湧き水は、全員がジャブジャブ洗った泥水をあっという間にきれいな水へと変えていくので、洗濯大会になりました。

着替えてさっぱりしたらお弁当の時間。雨にそなえて屋根の下でいただきました。誰よりも早く食べ終えたのは年少さん達でした。忘れないうちに田植えをしたときの絵をしおりに描いていきます。田植えの仕方をしっかり聞いて、一生懸命取り組んだからか、絵を描くときもちゃんと3本ずつ描いていたり、お隣の子の服装を思い出しながら描いている子がいました。

描き終えると「雨が降る前に遊ばなきゃ!」と急いで公園へ走り出します。
雨上がりの公園はもちろん貸し切り状態で、思う存分遊びつくします。中には田植えの時よりも洋服が泥だらけになっている子もいました。
あと5分と声をかけようとしたところで、空からポツポツ。急にザーッと振り出しそうな雰囲気にみんな大急ぎで荷物のところに戻りました。
子ども達の素早い行動のおかげで、雨に降られることなくバスに乗り込むことが出来ました。

帰りの移動中も、全員がご機嫌で「疲れた」などの弱音は一言も聞かれませんでした。
体が小さくてもやりたい気持ちがあれば、強く逞しく、そして楽しく過ごすことが出来るのだなと改めて感じる一日でした。
稲が立派に育ち、美味しいお米を収穫できるのが今から楽しみです。

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