<こひつじかい>スキーキャンプ1日目

2019年3月25日 / 未分類

今日から毎年恒例、春のスキーキャンプが始まります。
朝の東京駅のホームに子どもたちが集まってきました。久しぶりに会う子たちもそれぞれ再会とこれから始まるスキーキャンプに興奮気味です。
新幹線に乗り込み、ホームでお見送りをしてくださっているお父様お母様に手を振り、いざ出発です。

折り紙で様々なものを折り、遊んでいるとあっという間に長野駅に到着しました。
長野で少し時間があったので、一度改札の外に出て、花壇を囲みながら10時のおやつタイムをとりました。
長野からは在来線で妙高高原を目指します。普段乗っている電車と違い、駅に着いても扉が自動に開きません。こんな些細なことでも、子ども達にとっては大きな発見でそこからどんどん会話が広がっていきました。

だんだんと雪が増えてきました。今年は東京ではほどんど雪が降らなかったので、子ども達も嬉しそうです。きれいに晴れた妙高高原駅では、ロッジラーの皆様、校長先生・ウッキーが温かく迎えてくださいました。

最初のお食事は、みんな大好きなカレーライス。スキーにそなえてしっかりと食べられました。

コーチたちとご挨拶をしたら、さっそく全員でゲレンデへ向かいます。
暑いくらいの良いお天気の中、3時間びっちり滑りました。久しぶりのスキーだった子たちもすっかり体が思い出してきた様子で、明日からの本格的な練習に向けてよいスタートとなりました。
驚いたことに初心者チームも初日からリフトに乗れるまでに。ただ滑るだけでなく、自分で板を着脱することも手出来るようになりました。

ロッジ・ラーのお風呂は温泉です。一日思い切り使った体をゆっくり休ませリフレッシュしました。夕飯は、エビフライにハンバーグと子どもたちが大好きなメニューが並びます。小学生が学校で給食を食べるときのお約束を教えてくれて、全員お米一粒も残すことなく完食しました。
食べ終わった後も小学生が下膳を自らやってくれて、食堂はあっという間にきれいになりました。続くお勉強時間が気持ちよく始められそうです。

こひつじかいでは、キャンプ中でもお勉強時間があります。
普段毎日行っていることは、場所が変わってもやることに変わりはありません。
小学生も幼稚園生もそれぞれのやるべきことに取り組みます。
小学生の日記で、今回受ける検定では何をできるようにならないといけないか、そのやり方や今の自分のできていないところなどが詳しく書いてある子がいました。ただ何となくスキーを滑ってきたのではなく、コーチの話をよく聞き、目標を持ちながら練習してきたことがとてもよく伝わってきました。同じ環境を与えられても、その子自身の意識の違いで得るものは大きく変わってくるでしょう。

布団に入ると、全員あっという間に眠りにつきました。
朝から頭と体をたっぷり使い、きっとよい睡眠になるでしょう。
4日間での子ども達の成長がとても楽しみになるキャンプ初日となりました。

<こひつじかい>卒業遠足

2019年3月20日 / 未分類

今日は卒業遠足です。
一日中雨の予定でしたが、予報とは打って変わって晴天が広がっています。日差しがとても暖かく、半袖半ズボンの子もちらほら。今日の遠足は、行き先が教えられていないミステリーツアーです。自分たちで頭を使ってついていかないと置いていかれてしまいます。お父様お母様にお別れのハグをして、まずは田園調布から武蔵小杉に向かいます。
みんなが改札を抜けていく中、今回も自転車で目的地に向かうチームがいます。一体何キロくらい走るのかも分からず、ドキドキしながら出発しました。

電車を乗り換える途中で、目黒線や南武線のシンボルマークや、階段・エレベーターのマークを確認します。文字が読めなくてもこれらのマークがあれば道がわかることを学びました。また、点字ブロックの上を目を閉じて歩くことで、目が見えない方の大変さを知りました。その後は南武線に乗り、登戸で降ります。

小田急線登戸駅に入ると、そこにはドラえもんがいっぱい。駅の名前や番線にも、ドラえもんのシンボルカラーと鈴が使われています。大きなドラえもんの前で写真を撮り、お絵描きをしました。みんなじーっと見つめて特徴を捉えます。ドラえもんだけでなく、ひみつ道具のスモールライトやどこでもドア、タイムふろしきなどを思い出して描く子もいました。

描き終わった子から駅の探検です。トイレのマークにドラえもん・ドラミちゃんがいたり、エレベーターの入口がどこでもドアになっていたりと、ドラえもん尽くしです。エレベーターのマークがドラえもんになっているものも見つけました。

登戸駅を出てもまだまだドラえもんがいっぱい。お花でできたドラえもんやドラミちゃんと一緒に写真をとったら、次はドラえもんが描かれたバスに乗ります。行き先は、「藤子・F・不二雄ミュージアム」。車内はキテレツ大百科のコロ助がいっぱいで、みんなわくわくが止まらない様子。混雑している中でもしっかりと自分で踏ん張り、バスに揺られていきます。

一方の自転車チームは、多摩川サイクリングロードをどんどん漕ぎ進めていきます。
土手沿いには、ソメイヨシノよりも一足早く開花を迎えた桜の木もあり、ちょっとしたお花見サイクリングです。冬に比べ暖かく気持ちがよい反面、思わぬ敵も登場しました。それは小さい虫(ユスリカ)の大群です。常に顔の周りを飛び回っていて、目や口から入ってきそうなので追い払うのにも一苦労です。これも春の訪れを感じる一幕でした。

電車組、自転車組で、ほとんど同時にミュージアムに到着しました。ミュージアムの中は騒いではいけないし、触ってはいけない展示もあります。早く中に入りたいと逸る気持ちを抑えながら、案内のお姉さんの言うことをしっかりと聞きます。

お姉さんから音声ガイド「おはなしテレフォン」を受け取り、荷物をロッカーに入れたら、ようやくミュージアム見学スタートです。子どもたちは互いに「静かにして!」と注意しあったり「おはなしテレフォンの3番を押すんだよ!」と教えあって展示を見て回ります。ミュージアムの中ではお絵描きができないので、じっくりと見て目に焼き付けます。

15分ほどのシアターを見たあとは、屋上にいきます。屋上にはドラえもんやオバQ、コロ助、パーマンのオブジェがあります。みんなで写真を取って、ここで2回目のお絵描きをします。ミュージアムにいるキャラクターたちや、どこでもドアを使って自分が行きたい場所を描きます。初めて見るオバQを観察して、髪の毛が3本しかないことや、口が大きいことなどの特徴を捉えました。しおり表紙のどこでもドアの中には海やお菓子の家、くだもの畑などと、十人十色な行きたい景色を描きます。

最後に、おはなしテレフォンのクイズを解いて集めた合言葉をお姉さんに伝えて、ドラえもんのシールをもらいました。

ミュージアムを出て向かうのは生田緑地です。ここからまたバスに乗って向かいます。生田緑地には古民家の保存、伝承のための日本民家園や、蒸気機関車が保存されている川崎市最大の公園です。今日はこの公園の端から端まで使って、へとへとに溶けてしまうくらいに遊びます。

元気いっぱい遊ぶ前にはまずはお昼ご飯の時間です。朝早くからご両親に作ってもらった愛情たっぷりのお弁当を頬張ります。みんなお腹が空いていたのか、あっという間に食べ終えました。

ご飯のあとは広大な生田緑地を全部使って遊びの時間です。長い階段の上をたくさんのぼって森にいる鳥を探したり、遊歩道沿いの木の名前を学びながらたくさん歩いていきます。途中、道のない山道へと入っていき急になっているところを、自分たちで通れるところを選んで歩いていきます。「誰か助けてー!」と言ってもみんな必死なので自分でなんとかするしかありません。丈夫そうな木の上に足や手をかけ、泥んこになりながらもなんとか切り抜けます。

そうしてぐんぐん歩いていくと、遊具を見つけました。他のお友達と譲り合いをしながら、ここでもへとへとになるまで全力で遊び尽くします。金属のパイプを器用に伝っておりたり、勢いをつけて滑り台を降りたり、ロープでできたトンネルの中や上をつたったりと、工夫を重ねて楽しみます。

遊具で遊んだ次にもまだやることはあります。各自で持ってきた縄跳びを使って、何回連続で飛べるか挑戦です。得意な子も苦手な子も、過去の自分よりもより長く跳び続けるように練習しました。個人での縄跳びを先生に見てもらった後は、大縄を使って8の字跳びや、大縄跳びもします。こちらは自分勝手にしてては1度も成功しません。みんなと息を合わせ、「せーの!」の掛け声でなんとか連続で跳び続けることが出来ました。
最後は中央広場でみんなの大好きなパプリカを歌って踊って締めくくりました。

生田緑地を出て自転車組にお別れをしたら、電車で来た子どもたちはバスに乗って登戸駅へ向かいます。こんなに遊んだんだから疲れて寝てしまうと思いきや、大半の子はうとうともせずまだ元気な様子。バスの中でも騒ぎ過ぎず、もうすぐ進級・進学をする子供たちの成長を感じました。行きと同じようにまた電車に乗って田園調布へと帰ります。

田園調布へと戻ったら、ご両親がお迎えにいらしていますが、手を振ることなくきちんと並んで自転車組と合流し、今日のしおりとミュージアムのおみやげを貰います。今日はおよそ2万2000歩、階数にして70階も上るほどに歩き、へとへとになるまでたくさん遊びました。一方で、駅付近のマークや表示などを見て自分で考え、判断し、行動するということを学び、さらに成長できた遠足になりました。

<こひつじかい>冬探し遠足

2019年3月1日 / 未分類

今日は冬探し遠足です。
集合場所の渋谷駅に子ども達が元気いっぱいに集まってきます。まだまだ寒い2月にも関わらず、「寒くない!」と半ズボンなど薄着の装いです。お父様お母様にお別れのハグをして渋谷駅から三軒茶屋駅を経由し、世田谷線に乗って「せたがや梅まつり」が行われている羽根木公園のある山下駅まで向かいます。
渋谷駅では多くの人が行き交う中をみんなで列になって田園都市線を目指します。普段マイペースな子もみんなきちんと前を見て列を乱すこと一生懸命に向かっていきます。無事電車に乗り、三軒茶屋駅に到着。

そこからは世田谷線に乗り換えます。道路を通る世田谷線を見て子供達は大はしゃぎ。車内でも向かいを走る電車が通ると「赤!」「緑だよ!」と色を確認したり、向かいのホームにいる方に「やっほー!」と手を振って、とても楽しそうな様子。そうやって過ごしているうちにあっという間に山下駅に到着。山下駅からは歩いて羽根木公園に向かいます。羽根木公園の入り口では自転車組と合流しました。

梅を見た子ども達からは「ピンクかわいい!」「梅干し?」と様々な感想が飛び出します。梅の木の間の坂道を登っていくと沢山の梅の木が白やピンクの花を満開に咲かせており、その近くには屋台やイベントが賑わっていました。沢山の梅の木が見えるところに行くとさっそく地面に座り、スケッチを始めました。大きく梅の花を紙いっぱいに描く子や繊細に一つ一つの梅の花を沢山描く子、梅の花の美しさを際立てるために枝や幹を丁寧に描く子など同じ梅の木からも沢山の表情のある絵が出来上がりました。
スケッチを終えると朝の寒さが嘘のように太陽も出てきてぽかぽかと暖かくなり、子ども達は次々に着てきた上着を脱いで半袖半ズボンになっていきました。

ここからは沢山の遊具でお遊びの時間です。鉄棒やブランコ、滑り台をする子がいる中、最も人気だったのはグローブジャングルでした。ほとんど全員が乗り込むとお兄さんに「3,2,1」の掛け声でグローブジャングルを回してもらってにこにこ笑顔で大はしゃぎ。

戻ってきてからはお昼ごはんの時間です。お母様が朝早くに起きて愛情を込めて作ってくれたお弁当をみんな美味しそうにパクパクとすぐに食べ終えてしまいました。ごはんを食べ終えるとアスレチックで思い切り体を動かします。高いところに登ろうと急な斜面をよじ登って遊んだり、木に吊り下げられた長いロープと木の幹で出来たブランコをしたり、顔や手が泥だらけになることも気にせず、思う存分楽しんで遊ぶことが出来ました。

思い切り遊んだ後はおやつの時間です。それぞれ持ってきたおやつをお友達と交換して美味しいおやつを仲良くみんなで食べました。羽根木公園を出る前にもう一度迷路のある広場で遊び、沢山遊べた子供達はとても満足そうな様子でした。
羽根木公園を出て自転車組にお別れをして電車で来た子供達は帰りに乗る渋谷行きのバス停を目指します。行きと同様にみんなで列を作り、歩いていきます。羽根木公園からバス停までには信号がいくつかあり心配していましたが、みんなきちんと自分で確認する様子が見られ子供達それぞれの成長を感じることができました。

沢山遊んで泥だらけになった顔と手を拭いてからバスに乗り込みます。バスの中ではおじいさんおばあさんにとても親切にして頂き、子供達も色々なお話を出来て、とても楽しそうでした。バスが渋谷駅に着くとお世話になったおじいさんおばあさんにみんなでお礼をしてお別れをして、バス停からお父様お母様の待つハチ公まで歩いていきます。お昼過ぎの渋谷駅には朝よりも多くの人が行き交っていましたが、子供たちは1人も迷子になることなくまっすぐにハチ公の方に向かって行くことが出来ました。
沢山学び、沢山遊んだ子供達ですがどの子供も疲れた様子もなく1日みんなキラキラの笑顔で過ごすことが出来ました。また、日中の暖かな日差しの下で満開の梅を見ることができ、寒さの中にも春の訪れを感じられる1日となりました。

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