<五感磨き遠足>卒業遠足に行ってきました!

2023年3月6日 / 未分類

《たくさん走ってウォーミングアップ》
待ちに待ったアスレチックに行く日がやってきました。朝日が差し込むなか続々とみんなが集まってきました。みんなが集まったら遠足の始まりです。
まだアスレチックは空いてないのでまずは探検に出かけます。山道を走り抜けていくと開けた場所に出ました。そこでは栗ががたくさん落ちていたので、栗拾いや木登りをして遊びました。一通り遊んでさらに山道を走り抜けていくとまた開けた場所にでました。そこでは鬼ごっこしよ!ということになったので、鬼ごっこをすることになりました。鬼を決めて思いっきり走りました。そのため、この後のアスレチックのウォーミングアップとなりました。一通り遊んだら、アスレチックが開く時間となったので、アスレチックに戻りました。

《スリル満点!水辺ゾーン》
アスレチックに入ったらまずは、さっそく池のゾーンで遊びます。池のゾーンには、様々な面白い遊具がたくさんありました。たらいの上に乗って池を進む遊具や池の上に浮いた板を渡っていく遊具など他にもたくさんの遊具がありました。みんな遊びたい遊具で思いっきり遊びます。たらいの遊具で遊ぶ子はユラユラと揺れるたらいに悪戦苦闘します。どうやったら揺れないかな?しゃがんでみたら揺れないかな?考えながら思いっきり楽しみました。板の遊具で遊ぶ子は不安定な板を素早く渡る必要がありました。それでもみんな上手く渡っていきます。そんな様子を見てこの記事を書いている私も渡ってみましたが、大失敗!自分の体重で板は沈んでしまい、池に落ちてしまいました。改めて子供たちのすばしっこさに感心しました。また濡れる子供の気持ちも実感しました。また、綱渡りをする遊具もありそれで遊ぶ子もいました。池からかなりの高さがあり、最初はなかなか一歩を踏み出すことができませんでした。しかし、勇気を持って足を踏み出します。この遊具はかなり揺れ、また足場も小さいためかなり難しいものでした。それでも一歩ずつゆっくりと前へ進みます。小学生の子は年下の子を助けてあげながら進みます。途中弱音を吐きそうな子も居ましたが、みんなで励まし合いながら渡ったおかげで全員が無事に渡ることができました。これらの遊具以外にもたくさんの遊具があり、それらで一通り遊びました。

《チームに分かれてアスレチック》
●くりチーム
「何チームにする?」とチームの名前を相談し始めて間もなく、朝の探検で気に入った栗を集めて持っていたお友だちの手の中のくりを一目見て「くりチームにしよう!」と決めます。
名前が決まれば早速遊びにかけ出します。
はじめは池があるところで遊びます。
身体の動きも重さも軽い子どもたちは、池に浮かぶいかだの上もすいすいと走っていきます。
少しでもバランスを崩したり足を滑らせてしまえば池に落ちてしまいますが、何ということなくクリアしていきます。
その後は丘の上へ移動し、木やロープでできたアスレチックをこなしていきます。
50もあるのですぐには終わりませんが、一つ終われば目の前の課題にすぐに向かい、お昼になる頃にはあっという間に半分も終わりました。
子どもたちはまだ手足が長くないので、本来なら手を伸ばして掴まればうまくバランスを取れる所に手が届かず、一歩で行けるところが2歩必要です。
それでも、あるものの中で自分なりの方法でしっかりクリアしていきます。
こわいという気持ちも、一緒にいる友だちが良いお手本となり「自分もできる」という自信に変えて挑戦する姿が印象的でした。

●さかな班
さかな班は、1から50まで番号が振られた遊具を1から遊ぶことにしました。さかな班には小学生の子と新一年生の子と新年長の子が居ました。
小学生の子はさすがです。1つ1つの遊具をスイスイとクリアしていきます。その姿はとてもたくましく、我々も感心するほどでした。さらに、自分がやり終えたらすぐに次の遊具に行くのではなく、まだ挑戦している子たちに次ここに足かけてこうやるんだよ!とアドバイスしていました。
新一年生の子たちも果敢に挑戦していきました。得意な遊具はスイスイとクリアしていきます。去年は出来なかった遊具も今年はあっという間にクリアします。一方で悪戦苦闘する遊具もありました。最初はすぐに諦めようとすることもありました。それでも小学生の子からの応援を受けて、やってみよう!と果敢に挑戦する姿がありました。意外に簡単だ!見た目は難しそうでもやってみたら出来る遊具もたくさんありました。やる前に諦めるのでなく、とりあえず挑戦してみることが大事!これを実感してくれたことだと思います。
新年長の子にとってはまだまだ難しい遊具がたくさんありました。それでも果敢に挑戦していきます。なかには新一年生の子が諦めてる遊具も、やってみよう!とチャレンジします。自分の背丈よりも高い丸太にまたがったり、縄にぶら下がったりと大人でも悪戦苦闘するようなことばかりです。それでも、何度も転んで洋服を泥だらけにしながらも決して諦めることはありませんでした。その姿はとてもかっこよかったです。

●チームさくらんぼ
しっかり者で頼れる小学5年生のお姉さんや、好奇心旺盛で率先してロープの上を渡る男の子などグループ5人で声を掛け合いながら50個ある遊具全てに挑戦しました。お互いに「ここに足をかけるといいよ」「こっち側を通ると進みやすいよ」とアドバイスをし励まし合いながら遊びました。すべって転んで洋服が茶色になっても気にせずに遊び続ける姿はとても健気できらきらしていました。1番前を進むお姉さんの真似をしてロープに足をかけ丸太にまたがり、怖いものを克服していく後ろ姿は、子どもながらにすごく立派で、大人が感心してしまう程でした。角度が急な滑り台では初めは怖がり「滑りたくない」と怖気付いていた子も一度滑ってみると滑り台の楽しさに気づき、「もう一回やってくる!」と明るい笑顔を見せ何度も滑りました。グループごとに分かれて乗った自転車ではペダルを漕ぐこととハンドルを操作することに苦戦しつつも、「ちょっとずつ右」「次は思いっきり左」とお互いに操作の指示をしてカーブの道もなんとか走り切ることができました。慣れてくると大人のアドバイスがなくても自分たちで自転車用の舗道をなんなく走ってカメラに手を振り楽しむほどまでになりました。
グループのメンバーは年齢差や慣れの差が大きく、進むスピードに差があったものの、誰一人置いていくことなく、ほぼ全てをクリアすることができました。カメラを向けると笑顔を見せ、得意げに大人を呼ぶ姿は特に印象深いです。怖いと感じたものも少しアドバイスをすれば手を貸さなくても自分でできることが多く、今回の卒業遠足を通して、諦めなければ自分でやりきれることが多いことに気づき、積極的に挑戦ができるようになるといいです。

《最後はみんなで!》
メロンパンとおやつを食べた後、最後に遊具があるところでひと遊びします。
遊具をアスレチックそのものとして楽しんだり、鬼ごっこやごっこ遊びをする子もいました。
遊具が繋がって一つの大きな構造になっており、迷路のようにして走り回ります。
直角に落ちる滑り台やジグザグ曲がるトンネルの形の滑り台は大人気でした。
遊具に隠れたり、陣地にしてみたり、普段と違う遊びの工夫ができることが楽しい様子でした。
最後は直角の滑り台を反対から走って登ってみようとトライしました。
閉園の時間に近づき、雨がぽつぽつと降り始めてきました。
なんとか天気が持ち堪え、子どもたちはギリギリまで全力で楽しむことができました。

《アルバム》
2023.3.5の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 卒業遠足 20230305
閲覧期限:2023年3月12日

<食育・和のサペレ>ごちそう雛祭り!!

2023年3月5日 / 未分類

《2023年春コーススタート!》
今回のテーマは五感のうち「嗅覚」でした。
調理をしながら食材の春の匂いを感じることができました。

今回は料理が得意で名前入りの包丁を持つ子を始め、2歳の子や初めての子を含む5人で行いました。
包丁や食材の扱い方の学びを通して、料理や食事の楽しさを実感できました。

《香りを楽しみながらのお料理》
れんこんや海老などの子どもには少し扱いづらい食材の調理にも挑戦し、彩りの豊かなちらしずしが完成しました。調理をしながら嗅覚を使い、海老・ほうれん草・かんぴょうなど食材のにおいを感じ楽しみながら進めることができました。バイキング形式だったちらしずしは、錦糸たまごやさくらでんぶなどを使いそれぞれが彩りを考えてお皿に盛りました。1人がおかわりをすると私も!とみんながおかわりをしてお米が全部無くなるほど美味しい出来になりました。

次はだしの匂いを感じました。鰹や昆布のだしを嗅ぎ、多様な種類のだしがあることを知ることができました。だしの他にも材料の海老や三つ葉の香りを感じる今回の嗅覚というテーマにぴったりのお吸い物ができあがりました。お吸い物は子どもに大人気でおかわりをしたい子が沢山いました。だしや貝
の味や匂いを嫌と言わず、美味しい!美味しい!と口にしながらあっという間に食べ切りました。

3色寒天づくりは、イチゴ・牛乳・抹茶を混ぜ、春を感じる可愛くてとても美味しい仕上がりになりました。層になった寒天は食べ進めていくと2色、1色寒天となり、味や香りだけでなく見た目の変化からも食事を楽しむことができました。食べ進めるごとに変わる匂いや色を楽しむためにスプーンで薄くすくい、大切そうに食べている姿が印象的でした。

はまぐりのお吸い物は、様々な食材からお出汁をとりました。かつお節と昆布のオーソドックスな合わせ出汁を作り、一度みんなで味見。そしてはまぐり、ちらし寿司に使ったエビの残った頭を加え、二度目のお味見。とっても味わい深いお出汁ができました。
お出汁そのものをまだ理解していない子どもたちには、自分たちがお鍋に入れたものが、どんな味になっているのか確認させてあげることで、味への興味を持たせるようにしています。
そんなお出汁をとっている最中では、「あれ?エビの匂いがしてこない?」「お魚っぽい匂いがする〜!」と、自分たちで特有の香りをきちんとキャッチしているので驚きです。今日のテーマを覚えていて、次に活かそうとする姿勢が、この短時間の中で見られました。

《とことんやってみる》
体験が数回目のお友達は、お料理を完全にモノにしています。
例えば、茹でる場面で「菜の花をお風呂に入れよう」と声掛けすると、コンロのところまで駆け寄ってくるのです。つまみを押せば、腰をかがめて、火がついたか目で確かめます。
何をしたらいいのか、自分の行動が何につながるのか、完全に理解しているのです。このような様子をみると、お料理でもなんでも、自分でやってみる経験を繰り返していれば、できることの幅も広がる上に、自発性が芽生えることが分かります。
また、「団扇でパタパタしよう」「ギューと絞ろうね」と言うと、擬音語を復唱しながら実践しているので、前回から言葉数がどんどん増えています。

和のサペレでは、とことん自分でやってみることを大切にしています。そのため、子どもたちはやらされている感覚が一切なく、最後まで飽きる様子が見られません。
また、お教室では絵本や新聞などを意欲的に取り入れ、お料理を物語や社会と繋ぐよう心掛けています。今日も作ったご飯をいただく前に、ちらしずしについての絵本を読みました。みんながジーッとお話に耳を傾けている姿を見ると、自分たちのしたことを、キャラクターが言葉にしてくれているので、今日の体験を頭の中で整理しているようでした。

《アルバム》
2023.3.4の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
閲覧期限:2023年3月11日
アルバムはこちらから⇒和のサペレ「ごちそう雛祭り」

<食育・和のサペレ>鎌倉野菜の彩り御膳を作りました

2023年2月21日 / 未分類

《今日は鎌倉野菜の彩り御膳》
今回の和のサペレのお献立は

●鯛と鰯の煮干しでお出汁をとったお味噌汁
●こんにゃくを削いで作った炒り煮
●大根の皮を天日干ししたきりぼし大根
●3色のふろふき大根

お出汁やごますりをはじめ、今までの体験会での経験が繋がるようなお献立にしました。

《3回目だからこその経験》
 今回は初回から続けて参加しているお友達と普段から和のサペレに参加しているお友達で行いました。2回目の際も大きな変化を感じていましたが、3回目となる今回も個々の「できた!」が増え、果敢に挑戦していました。初めて行うことも沢山ありましたが、前回は見様見真似で行っていたことを自分たちで行おうとする姿勢がみられました。たとえば、ごますりです。ごまをする際は、すりこぎを片手で持ち、もう一方の手をすりこぎの上の部分にそえるとすりやすくなります。前回は持ち方を真似することで精一杯でしたが、今回は自然と正しいすりこぎの持ち方をし、前回よりも飛ばさずにできました。また、汚してしまった場合もそのままにするのではなく、ちりとりと箒できれいにしていました。一度っきりの経験にするのではなく繰り返すことで子どもたちは自分のものにしていきます。

《食材そのものの味を愉しむ》
今回も味付けはシンプルにし一つひとつ食材のそのものの味を愉しみました。お出汁を今回は鯛と鰯の煮干しからとった合わせ出汁にしました。切り干し大根は前日に子どもたちが大根の皮を天日干ししたものを使いました。最初は小さかった大根も水に戻すと膨らんできます。お醤油とお砂糖で味付けしたすりごまを合わせたら出来上がり。シンプルな味付けですが、手作りの大根は歯ごたえばつぐん!そして、何度もお味見をしたので味付けもしょっぱすぎず、甘すぎず美味しく仕上がりました!茹でたてのお野菜もお味見しました。子どもたちは茹でたてのほうれん草もパクパク食べます。菜の花も「まずい」ではなく「苦い」と感じられるのも味覚が働いている証拠です。何も味付けされていない素材の味を知ることで、調味料で味付けを調整することもできるようになります。また、味付けする際も「ひとつまみ」「まわしいれる」など様々な表現をしながら行いました。

《お料理は五感の宝庫!》
こんにゃくは包丁で切らずに味がよく染み込むようにスプーンで一口大にちぎります。担当は2歳のお友達です。最初はこんにゃく特有の触感が苦手なようで、大人の手を借りて行っていましたが、徐々に触感に慣れてきたのか、数回繰り返したのち自分の手で持つようになりました。そして、言葉ではまだ伝えられませんが残りのこんにゃくを笑顔で指差し「もう1回!」と言わんばかりの様子です。あっという間に1人で1枚の蒟蒻をちぎり終えました。続いて、ちぎり終えたこんにゃくを年上の子が炒ります。毎週お料理をしているお友達は大きな菜箸も器用に使います。しばらく火をかけて水気を飛ばしていると「パチパチ」してきたと音の変化にも、色の変化にも気がつきました。また、苦手なお野菜だとしても今日の子どもたちは一言目に「嫌い」というのではなく、「これ私が作った!」「〇〇ちゃんが作ってたやつ!」と言いながら自然とお口に運んでいる姿が見られました。

《美味しさわわかちあう》
お食事をいただく際も、お料理を振り返りながらいただきます。「最後までこんにゃくを炒っていたから…しっかりと和えたから…お味見をして調整していたから…とっても美味しいね!」と子どもたちに伝えたり、お互いに言い合ったりしながら美味しくいただきました。お食事は、感謝していただくこと、美味しくいただくことも大事ですが、楽しくいただくことも大切です。子どもが「自分でできた!」「(結果に関係なく)やってみた」「お友達に美味しいと感じてもらえた」と感じられることは自己効力感へとつながり新たな挑戦への力となることでしょう。
お食事を終えたら、自分たちが作ったお料理の食材を振り返り一冊の本に仕上げました。この本を見返したときに、その時にみんなでわかちあった美味しさや、できた!という喜びを思い出してくれたら嬉しいです。

和のサペレはHPやinstagramでも詳細を掲載しています。是非ご覧ください!
HP: http://www.kohitujikai.jp/wanosapere/

《アルバム》
2023.2.18の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
閲覧期限:2023年2月27日
アルバムはこちらから⇒和のサペレ「鎌倉野菜の彩り御膳」

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