<五感磨き遠足>冬探しに梅林に行きました!

2023年2月19日 / 未分類

《遠足へ出発!!》
今日は冬探し遠足で大倉山公園に行ってきました。
気温は4月中旬並みと散歩しやすい気温でしたが、春一番が吹くかもしれないという予報の中、多摩川駅に集合して出発です。
初めて遠足に行く子もいましたが仲良く2人で手を繋いで丸子橋を渡り神奈川県に入りました。
風が強く、前を歩いている子たちと後ろを歩いている子たちの距離がひらいてしまうこともありましたが前を歩いてる子たちが何度も待ってくれてみんなで一緒に大倉山公園に向かいました。
歩いていると思いがけず様々なものに出会うことができます。途中の道端にあった池に鯉がいて、階段に座って鯉を観察しました。鯉に餌をあげたくなり、「食パン持ってないの?」と聞いてくる子もいましたが、エサはあげないでくださいとの張り紙があり、我慢しました。

《全員歩いて大倉山公園へ到着》
歩き始めて1時間、前の方からも後ろの方からも「お腹が空いた、、」という声があがり出しました。それなので、少し早めのおやつタイムをとることに。ちょうど良いところに登場したしだれ梅をバックにみんなで持ってきたお菓子を交換しながら休憩しました。
綱島駅の近くで最後の休憩。ここまで多摩川駅から5駅分歩き、疲れが溜まってきました。座って休憩したり、リュックを枕にして寝っ転がり、体を休めました。ここを出ると大倉山公園まであと少しです。
大倉山公園が目の前に見えるとみんなのテンションが上がってきました。公園の手前に急な坂と階段がありましたが元気よく駆け上っていきました。
多摩川駅からおよそ10キロの道のりを全員見事に歩き切り、11時すぎに大倉山公園に到着しました。新年少チームまで大倉山公園まで歩き切るとは想像以上でした。
大倉山公園に到着するとお昼ご飯の時間となりました。たくさん歩いてよっぽどお腹が空いたのかすぐにお昼ご飯の準備が終わりました。みんなが準備をし終えるとさっそくいただきますをして食べ始めます。

《いざ探検に!》
このあと何しよっか?探検しようよ!お昼ご飯を食べ終わったら何をするかを話しながらあっという間に食べ終わりました。
お昼ご飯を食べ終わるとさっそく探検に出かけます。梅園には他にも多くの方がいらしゃってたので梅園の中では静かに移動すること、梅の枝に手を触れないことを約束して出発です。梅園にはたくさんの種類の梅があり、一本、一本の梅を見ながら歩きます。木の下には梅のつぼみがたくさん落ちてるので、それを集めていきます。このつぼみ柔らかい!きれいだよ!集めたつぼみをよく観察して触ったり見たりします。梅園を抜けると今度は林道に入りました。林道に入ってより探検の雰囲気が出てきました。どこに出るんだろう!どこに行けるのかワクワクしながらどんどん進んでいきます。進んでいくと開けた場所にでました。行き止まりかな?一見すると行き止まりに見えましたが、脇にさらに続く林道がありました。こっちに行こう!また林道を進むとまた開けた場所にでて元いたところに戻ってきました。自分よりも高い柵を乗り越えて戻ります。乗り越えるのに悪戦苦闘します。どうやって乗り越えようかな?足を柵の穴にかけてよじ登ったらいけるよ!先に乗り越えることができた子はまだ出来てない子に教えてあげます。悪戦苦闘しながらもみんなが乗り越えることが出来ました。戻ってきて一度休憩するかと思いきやもう一回行きたい!となったため、今度は行ってないところに行きます。さっきと同じように林道を進むとまた開けた場所にでました。今度はそこで遊ぶことにしました。いろんなことをして遊びます。どこまで登れるかな?木に登って遊ぶ子もいれば、ここ潜ってみよう!木の下をくぐる子も居ました。また木の柵に登って遊ぶ子も居ました。一通り遊び終えたら今度は鬼ごっこをしに広場に向かいました。

《全力で遊ぶ!》
探検をしながら大倉山記念館の前にある広場まで行くと、そこで鬼ごっこを始めます。
はじめは氷鬼です。誕生日月が春と冬の子たちが鬼になります。
鬼は捕まえたら逃さないように、逃げる側は捕まって氷になった仲間を助けるためにそれぞれ作戦を練って遊びます。
その次のドロケイでは誕生日月が夏と秋の子たちが鬼になります。大きな木を陣地にして、低木に隠れたり、葉っぱや着ていた上着を使ってみたり、遊びの中にさまざま工夫が見られました。
朝からたくさん歩き、どれだけ走ってもまだまだ遊び足りないエネルギッシュな様子です。
今日は気温が高いこともあり、体を動かした後は半袖でも汗をかいていました。

梅林へ戻ると、梅の絵を描きます。くねくね曲がった木や、赤い梅、白い梅、それぞれ好きなポイントがあるようで各々木を選んで絵にしていきます。
顔がくっついてしまいそうなくらい近くで梅の花を観察して、花びらの枚数を数える子もいました。

気付いたら遊びすぎてしまい時間があっという間に過ぎていたので、急いで帰る支度をします。
駅まで急ぎ足で向かい、駅のホームで電車を待つ5分だけおやつ休憩です。お友だちとのおやつ交換も子どもたちは楽しい時間だったようです。
車内では、お友だちとお話ししながら笑顔で過ごします。新小学一年生はこれから1人で電車に乗る練習です。

これまでにないくらい華やかに咲いていた梅に囲まれて、過ごしやすいお天気のもと朝から元気いっぱいに体を動かし、またさらに逞しくなったように感じます。
一日歩き回った距離は大人の我々でも15キロ、歩数にして25000歩ほどになっていました。それを小さな一歩で寄り道をしながら歩く子ども達、数字だけ聞いたら思わず「本当に?」と思われそうです。
それほどのことを、知らないうちに楽しみながらやってのけてしまう彼らの底力に今日もまた驚きと発見の連続でした。

《アルバム》
2023.2.19の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 冬探し遠足 20230219
閲覧期限:2023年2月25日

<食育・和のサペレ>手作りおにぎり

2023年2月11日 / 未分類

《今日は手作りおにぎり》
今日の和のサペレのお献立は

●自分の手でにぎるおにぎり
●お出汁を引くところから作るお味噌汁
●鶏の特製ゴマダレ焼き

とってもシンプルな分、色鮮やかで個性豊かな冬野菜を揃えてみました!
初参加の子はもちろん、前回から続けての参加の子、そして大人の私たちにとってもまだまだ初めてのことがいっぱいです!
その一方で、前回から大きな変化、成長をみせてくれたこともいっぱいありました!

《初めてがいっぱい!》
1歳児、2歳児の子にとっては初めてやることがたくさんです。初めてすりこぎを持って初めてゴマすりをしました。大きなすりこぎを小さな手で扱うのは大変でしたが、うまくゴマをすります。また初めて持つ包丁を使って鶏肉も切りました。ぷにょぷにょしてる!と鶏肉の感触を包丁から感じます。さらに初めておにぎりも握ってみました。途中でつまみ食いもしながらも炊き立てのお米の熱さを感じながら小さな手で握ります。すりこぎの扱いの大変さ、鶏肉の感触、炊き立てのお米の熱さ、これは全て子供達がやるからこそ感じることができました。我々の予想ではなかなか最初は難しいかなと思っていましたが、予想は大外れ。どんなことにも果敢に挑戦していきました。挑戦したからこそ経験できたものがたくさんありました。我々が子どもの限界を決めるのではなく、まずはやらせてみることが大事!これを子供達に気付かされました。
子供たちは初めて見るものもありました。まん丸で大きなリンゴやすんごく小さなにんじんもあれば自分の顔よりも大きなニンジンもあります。実際に手に取って見ることによりどんな色をしてるのか、どのくらい長いのかということを実感していました。なかには普段は見ることができないような野菜もありました。ごぼうのような色のニンジンや付け根のところで繋がったニンジンなど我々でも見たことのないような野菜がありました。そういう野菜にも子供たちは興味津々です。子供たちには、ニンジンはオレンジで細長い形をしてるという固定概念が無いからこそ目の前にあるものを素直に受け止めていました。

《一度の経験でも大きな変化!》
体験会への参加が2回目の子どもたちは、今回また大きく成長しました。
例えば、初回でも胡麻をする作業の担当になっていた子は、すり棒の持ち方をきちんと覚えていて、大人がちょっと手で支えようとすると怒ります。手伝ってもらわないとすり棒を持とうとしなかったにも関わらず、今回は、擦った胡麻を手で触って、粉状になっていることに不思議がっている様子まで見られました。当然胡麻が飛び散ったりもしますが、和のサペレでは、1人でできることを自覚している本人の気持ちを尊重し、新たなことに果敢に挑戦したいと思える心を育むようにしています。
また、集中が途切れてしまう場面も多々あった初回でしたが、私が先にやる!と率先してお料理に向かう様子が最後までやり切ろうとする姿に、こちらも驚かされました。

そして、ご飯を頂くときも、立派な姿を見せてくれました。なんと今回は、いただきますをしてから、一度も席を離れることなく、完食、もしくは苦手なものでも一度は口に運んでいました。慣れないお箸を使って、お肉を食べようともしていました。
2回目の体験で、”自分で作った”という実感をより持てるようになったからかもしれません。そう思うほど、よく食べ、よい姿勢で過ごしていました。

《一冊にまとめてみる》
食事が終わったら、今日の経験を早速アウトプットする時間です。
使った食材を振り返ってみたり、それぞれの食材がどこからやってきたものか、何から出来ているものかなどを食べ物カードで1冊にまとめてみました。
お料理中の会話で出てきた言葉も書きだしてみるとたくさん!お料理するにはコミュニケーションが必須、自然と会話が増えるということが良く分かります。
もちろん表紙は、出来上がったお料理の写真です。
こちらもシンプルなものですが、毎回少しずつ貯まっていけばいいなぁと思っています。

《アルバム》
2023.2.11の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
閲覧期限:2023年2月17日
アルバムはこちらから⇒和のサペレ「手作りおにぎり」

<食育・和のサペレ>体験会を開催致しました。

2023年1月23日 / 未分類

《体験会を開催しました》
和のサペレの体験会、今回は2歳~6歳のお子さんが参加してくださり、みんなで「胡麻和え御膳」をつくりました。
お料理中の子ども達の様子を3つのテーマにわけてお伝えします。

《テーマ1 くらべっこ》
一つ目は「くらべっこ」です。和のサペレでは、子どもが五感を使って素材の変化を比較する時間を大切にしています。まずはお出汁を取るための昆布。最初カチカチな昆布を触ってみると、パリパリと割れていくので、子どもたちはその感触を楽しんでいました。その昆布を水に浸してしばらくすると大きく、柔らかくなります。手で触ってみると、固かったのに、ヌメヌメしたカエルみたい!という声をあげ、折り曲げたり、指でなぞったりして、変化を感じているようでした。「わかめも水につけると変わるよね」と教えてくれた子がいたので、お味噌汁の具にわかめも入れることにしました。
研いだお米の水を変える度に研ぎ汁が白から透明に変わっていくことにも気がつきます。「お米がきれいになっているっていうことかな」など感じたことを自分なりの言葉で表現できるのもお料理中の楽しみです。お米は水につけておくとどうなるかも実験してみることになりました。炊き始める直前の米粒は、研いだ直後のものに比べて「白い」「少し柔らかくなった」「大きくなった」と普段は気にも留めずに通り過ぎてしまう場面に注目することで「へぇ、知らなかった!」ということに沢山出会うことが出来ました。
他にも人参2本の形を比べたり、大根とピーマンの重さを比べたり、どんどん「比べる」アイディアが沸いてきます。素材に触れる時間をつくることで、お料理という行為に加え、素材そのものへの関心も深まって、身近なものになっていくように感じています。

《テーマ2 お味見》
二つ目は、「お味見」です。これは、くらべっことも関係していますが、調理過程で定期的に味見し、様々な「味」を感じるようにしています。
昆布だけのお出汁を味見、鰹節も加えた合わせ出汁も味見「こっちが美味しい」「いい匂い」と湯気をクンクンしている子もいました。出汁をとった後の昆布や鰹節も食べてみました。「あんまり味がしない」「味はお出汁に取られちゃったね」と旨味が水に溶け出たことに気づいたことに驚きました。
胡麻和えの和え衣を作っている時も醤油、砂糖をを加える度に味見をします。濃い、薄い、甘い、しょっぱいなどを感じながら、自分なりの美味しい味を探しました。
「美味しい」「美味しくない」「好き」「嫌い」というのではなく、どんな味なのかを感じようとすることで自分が今口にしているものがどんなものなのかを考える時間が出来ます。

《テーマ3 自力でやり遂げられる調理法》
三つ目は、自力でやり遂げられる調理法です。
今回は、それぞれの子に自分が作った!という体験をしてほしかったので、大人が手を貸して包丁を使うのではなく、ピーマンや鳥ささみを割いたり、大根や人参を型抜きを使って、一口大にするといった下準備の方法を選びました。
大人にとっては、簡単で、流れ作業に過ぎない下準備ですが、子どもたちにとっては、野菜を割くだけでも楽しい体験となります。ピーマンをちぎるときのパリッという音は何とも軽快で、何度も夢中に繰り返すうちに食べるのに丁度良い太さになりました。100%任せてもらえること、一人でできた!という喜びが、もっとお料理してみたい、という意欲に繋がっていきます。実際に、型抜きでは、一つの大根に対し、一回でなく、もっと型抜きできないか、試行錯誤する様子が見られるほどでした。
2歳になったばかりの子も、真剣に取り組むお兄さんとお姉さんの姿を真似して、出来ることを沢山見つけていました。

《みんなでいただきます》
一生懸命つくって盛り付けたお料理をみんなでいただきました。
好き嫌いがある子ももちろんいます。自分は好きじゃないものでも、自分が一生懸命作ったものを「美味しい」と食べてくれる相手がいるというのは子ども達にとってもなんだか嬉しい気持ちになることのようです。
みんなで食卓を囲むと、お料理からだけでない刺激が沢山もらえます。それこそが「食」を楽しむということなのかなと感じました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

《アルバム》
2023.1.22の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒和のサペレ体験会 20230122
閲覧期限:2023年1月29日

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