<五感磨き遠足>斑尾キャンプ3日目

2022年7月28日 / 未分類

明け方まで降っていた雨が、朝のランニングの時間になるとピタッとやみました。晴れた晴れたと喜んで出発していったのもつかの間帰りの上りを走り始めた途端また雨が降り出しました。ということで忍者に変身してお部屋の中で体操です。定番の靴下ボールが大活躍!衣装も気に入って気分な一人前の忍者たちです。

《川のぼりの修行》
今年も子ども達が大好きなけやきの森公園へ。
川に入ると、どこまで行けるか早速上流に向かって進んでいきます。
川の流れを見ながら、慌てずに一歩一歩を積み重ねて一番上を目指します。
見事に全員で上までのぼりきりました。さぁ、お待ちかねの水鉄砲大会が始まります。
昨日の水遊びで水鉄砲の扱いはお手のもの!滝つぼから水を汲んでは勢いよく発射し、子どもも大人も大興奮です。
しばらく遊んでいると、Aくんが土手にツタが伸びているのを発見。ツタを引っ張り強さを確かめると土手を登り始めたのです。
その姿は、まさしく修行中の忍者のようで、他の子も次々ツタのぼりに挑戦していきます。恐らく誰もが初めての経験だったのではないでしょうか。
それでも前の子がやる姿をみて、イメージをつくり、やってみていました。誰一人、怖いからやらないという子がいなかったので驚きです。
ホテルの方に「お昼の準備ができましたよ」と呼ばれたので、またしてもツタをのぼって土手にあがります。要領を得て、身軽な子ども達とは対照的にひやひやなのは大人達です。ツタが本当に体重を支えてくれるのか、、子ども達に見守られながら挑戦しました。
全員無事に川からの脱出に成功!午前中の修行はここまでです。

《自然と戯れる修行》
天気予報の通り、お昼から雨がポツポツ降ってきました。でもせっかくなので、いつでも避難できるように準備しつつ、ギリギリまで遊び尽くすことにしました。
刈りたてのきれいな芝生と丁度キャンプ中少しずつ読み進めている忍者の絵本の中に出てきた鬼を思い出させる赤鬼滑り台。
雨で滑るので、裸足になって走り回ります。少しチクチクするけれど、大地を直接感じられてとても気持ちがよいです。
貸し切りの空間に向かって、カラフルなフリスビーが飛んでいきます。落ち際に方向転換するフリスビーに翻弄されながらキャッチを試みます。
やっているうちに、下り坂を利用した、フリスビーはより遠くへ、そして自分たちもより速く走れる方法を編み出しました。
雨が降っているのも気にせず、気の向くままに過ごす気持ちの良い時間になりました。

帰りのバスは、タオルにくるまり「背中をつけて、目をつぶって、口を閉じて、、黙る修行!!」
遊び尽くした体もしばし休息です。

《お風呂の修行》
バスから降りたら大急ぎでお風呂の修行へ。
忍者は素早く!と脱ぐのも随分早くなってきました。お風呂の中でも自分で頭を洗ったり、体を洗ったり、今まではやってもらっていたこともやってみます。
目に入るから、とシャワーが顔にかかるのが嫌だった子も修行となればへっちゃらに頑張れてしまうようです。
気の持ちようとはまさにこのことですね!体を拭くのもテキパキ、とってもスムーズなお風呂タイムとなりました。

《指の修行》
子ども達がホテルに戻るのを待つかのように外は本格的な雨模様になりました。
温泉に入りすっきりしてから、お部屋の中に自分の分身忍者をつくることにしました。切り終わった画用紙も白い紙に貼ればあっという間にお部屋が忍者でいっぱいになりました。忍者ができたら手裏剣も!ということになり折り紙で作ります。知らない子には知っている子が教えてあげます。やってあげるといつまでも出来るようにならないよ!ということで教えるときは自分の折り紙を見せながら言葉で伝えます。手裏剣は単純なようですが、右左、裏表を間違えると作れないので結構頭を使います。

その後は魚釣り用の釣り竿をつくります。はじめは薄い新聞紙ですが、何度も半分に折り続けると折るのが大変なほど固くなります。
それでも「これは指の修行だね」と果敢に取り組み頑丈な釣り竿が出来上がりました。

どんどん忍者のお部屋らしくなってきました。飯山駅に着いた時に、斑尾にも忍者がいることを教えてもらった子ども達は
「忍者が夜の間に遊びに来るかも」と期待に胸を膨らませています。

《アルバム》
2022.7.27の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 斑尾キャンプ 20220727
閲覧期限:8月1日

<五感磨き遠足>斑尾キャンプ2日目

2022年7月27日 / 未分類

子ども達の寝ている間にひとしきり降った雨もすっかり上がり、さわやかな2日目の朝を迎えました。

《自然のパワーをいただく》
ラジオ体操はもちろん大きくそびえ立つ斑尾山を見ながら。いつものラジオ体操もお山の空気を体いっぱいに取り入れて行うとより隅々まで伸びていく気がします。
身体をそらせば、「まぶしいー!」と思わず目を細めてしまうほどの日の光が降り注いできます。まだ少し眠たそうにしていた子たちもすっきりした表情になりました。
ほんの数分間で子どもも大人もリフレッシュさせてくれる自然のパワーに感謝して新しい一日がはじまります!
その後の朝の修行も、丸太を平均台のように渡ったり、立っている丸太の上でバランスをとったりと自然がいっぱいです。平均台のように平らなところは一つもなく、太さや凹凸が色々なので、より細かな、そして本能的なバランス感覚が必要になってきます。今回は「忍者」なので、しなやかに、軽やか、素早く動けることが絶対目標です。そのためにはただ渡れるだけでは、まだまだ修行が足りません。おのずと練習量がどんどん増えていきます!

午後には最高の水遊び日和に。
広い空に向かって水鉄砲を思い切り飛ばしてみたり、風の向きを考えながらフリスビーを投げては芝を駆け回り、時間を忘れて遊び続けます。
こんなに全員が夢中になって遊べるのも自然のパワーがあってこそです。
ホテル中、スキー場中に笑い声が響き渡る、気分がとても明るくなる午後でした。

《自然の力をかりてお料理》
今日のお昼ご飯は、ダッチオーブンで作る特製パンと収穫してきた野菜を使った品々です。
芝生の庭でお料理スタート。
まずは水の出番。パンに入れるのも、野菜を洗うのも、スープに入れるのも、山からの冷たくて美味しいお水を使います。蛇口をひねれば美味しい水が出てくる!この贅沢はウォーターサーバーではなかなか感じられないものです。子ども達からも「美味しいお水だから、絶対どのお料理も美味しくなるよね!」と声が上がります。
小麦粉、塩、砂糖、ドライイーストをよく混ぜ、生地を作っていきます。バターも加えて、きれいにひとまとまりになってきました。
ここからパンの発酵がうまくいくかどうかはその時の気温次第!一生懸命生地をこねていると気温も良い具合に上がってきました。
発酵を待つ間にポテトサラダ、スープ、じゃがバター、焼きとうもろこし作りもどんどん進めていきます。
炭火の火加減を調整するには風の出番です。うちわで扇いで調整します。

発酵もとてもうまい具合に進み、成形してダッヂオーブンに入れていきます。アツアツになった木炭を上にのせて、あとは焼き上がりを待つだけ。
途中で中をのぞけない分、開けた瞬間の「わー、上手く焼けてる!美味しそう!!」と歓声があがりました。
今回のお料理も大成功、ふわふわに焼きあがったほんのり甘いパンを大きな口でほお張り、大満足の1食になりました。

《聞く力・伝える力》
キャンプでは、やることが沢山あるのでみんなで一緒におこなう作業もあれば、それぞれに役割分担しておこなう作業もあります。
そうなると大切になってくるのが聞く力と伝える力です。今話されていることは自分に対するものなのかそうではないのか、どんな指示をされたのか
広い敷地内、必ずしも聞き取りやすい環境ではない中で「聞く力」はかなり鍛えられていきます。
そして集団で過ごしていると頻繁にでてくるのが「他の子にも伝えておいて」「あとから来た子にも教えておいてね」という場面です。
伝え方が少し違うだけで話の方向が180度変わるので、あとで聞くとどうしたらそんなことになる?と笑い話になることも沢山あります。
それでも仲間同士で足りない言葉を補い合いながら沢山会話を重ねていくことは「伝える力」の土台となっていきます。
この5日間で、子ども達の「聞く力」「伝える力」の素地が出来ればと願いつつ、明日からも会話の絶えない時間を過ごしていきたいと思います。

もう一つ、この2つを総動員して盛り上がったのがスイカ割りです。
「右!右!」「もう一歩下がって」など言葉を駆使して誘導します。順番が終わった人は向かい側にいくことになっていたためここでも思わぬ落とし穴がありました。
一生懸命声を出しているのですが、「右!」という声と「左!」という声が同時に聞こえます。どちらも右左を間違えているわけではなく
自信を持って声を出しているから、目隠しをしている子は余計に大混乱です。声の主をたどると、二人は丁度向かい合わせの場所にいて、それぞれが自分から見た方向を伝えていたのです。それは見事に真逆になる訳だ、と納得したと同時に「相手に伝える」ことの難しさを再認識した瞬間でした。

《自分でつくる楽しい空間》
今年のキャンプのテーマは「忍者」です。実は、今年のテーマは全く別のものを考えていました。
そこから「忍者」に方向転換することになったのは、小学生の参加者の一人が学校で借りてきた本がきっかけでした。
学校帰り、「絶対みんなでやったら楽しそうな本を見つけたよ!」と意気揚々と見せてくれました。
今すぐやりたい!ということでしたが、せっかくやるなら、しっかり計画を練ってキャンプで思いっきりやろう!と決まりました。
こんなことをしたい!
もっとこうしたら楽しくなりそう!
次はこうしてみようか、ああしてみようか、、キャンプの主役である子ども達から湧き出るアイディアは大歓迎です!
これまでも子ども達が楽しんで取り組んでくれたものは、途中はどうなるんだろうとドキドキするものの、最後には必ず我々の想像の遥か上をいく
素敵な結果になってきたので今回のキャンプもどんな風に展開していくのが毎日ワクワクしています。

《アルバム》
2022.7.26の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 斑尾キャンプ 20220726
閲覧期限:7月31日

<五感磨き遠足>第16回夏の斑尾キャンプ開幕!

2022年7月26日 / 未分類

今日から待ちに待った4泊5日の斑尾キャンプの始まりです。子どもたちの毎日の様子、日々の成長をご覧ください!
《採れたて野菜を堪能》
最初の目的地は竹内農園。竹内さんが大切に育てたお野菜を一緒に収穫しました。
太陽の恵みをいっぱい浴びた採りたてのとうもろこしを自分で剥いて、そのままいただきます。東京ではいただけない、みずみずしくとっても甘いともうろこし。あまりの美味しさに、黙々と大きな口でかぶりつきます。これは自然の中でできる贅沢体験ですね。子どもたちも丸々一本ペロリと完食です。
持ち上げられないほどのじゃがいもを収穫し、胡瓜のトンネルの中で胡瓜をじっくり観察してお絵描きをし、普段できない体験を朝から沢山しました。

《みんな楽しみジャム作り》
お腹も心も満たされたら、りんごのジャム作りの時間です。昨年参加した子どもたちは朝から「いつリンゴジャム作るの?!」とずっと心待ちにしていました。
ジャム作りはチームでの協力が不可欠です。熱いお鍋が動かないように押さえる人、焦がさないように混ぜる人、りんごの変化を観察する人などそれぞれの役割を全うしました。じっくりと煮込みりんごが透き通り艶が出てきたら完成です。
瓶も素敵に飾り付けをし、とっても美味しそうなお土産の出来上がりです。お家の方と一緒にいただくのが今から楽しみですね!

《大自然の中を駆けまわる》
元気いっぱいの子どもたちは、夕食の時間までコロボックルの森で遊びます。手には虫取り網やお手製の虫取りかご。子どもたちは一斉に駆け出します。すると、あちらこちらから「見て!捕まえた!」と声が聞こえてきます。見たこともない、大きなトノサマバッタを何十匹も捕まえました。最初は虫取り網で採っていた子どもたちも、怖がるどころか草むらの中へグングン進み、気がつけば素手で捕まえて誇らしげな顔です。自然をここまで堪能できる子どもたち、これからの斑尾生活が益々楽しみになりました。

《生活環境を整える》
今日は、5日間生活する自分たちの環境も整えました。みんなが気持ち良く過ごせるように周りを見て動き、テキパキと取り組む年長さんはリーダーとしての意識が芽生えてきているようです。
夜は、1日を振り返り、あっという間に1日目は終了です。
就寝と共にぐっすり眠る子どもたち。明日も思う存分楽しめることでしょう。

《アルバム》
2022.7.25の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 斑尾キャンプ 20220725
閲覧期限:7月31日

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