【五感磨きキャンプ】斑尾キャンプ3日目

2025年7月24日 / 未分類

毎年お会いするAさんが昨日斑尾にいらっしゃったので、今日からラジオ体操をご一緒します。6時30分に「おはようございます!」と元気に挨拶をして1日存分に動くための準備体操の始まりです。
Aさんは子どもたちの顔も覚えていてくださって、「大きくなったね」「あなたは初めましてだね」など声をかけてくださいます。知らず知らずのうちに、子どもたちを見守っていてくださる方がいることは本当にありがたいことです。

Aさんに「行ってきます!また明日!」とご挨拶をして、そのままスキー場へ。下に見えるリフト乗り場まで走ってみよう!と坂道を駆け降りていきます。山の斜面はボコボコ、ガタガタ、傾斜でスピードが出る中で転ばないようにバランスを取りながら走るのは至難の業で、コロコロ転がっている姿があちこちに見えました。

帰りは坂道を使って体操をしながら帰ります。ホテルに戻る頃には全員汗だくです。でも疲れたという気持ち以上に朝から大自然を駆け回る気持ちよさを感じるのか「朝から動くと元気が出るね」「朝ごはんがいっぱい食べられそう!」という言葉が子どもたちから出てきて、日常とは異なるキャンプの良さを感じました。

午前中は待ちに待ったジャム作りです。銅の鍋にブルーベリーをたっぷりいれて火にかけるとグツグツしてきます。湯気の中から美味しそうな香りがしてきたら砂糖を加えてツヤツヤのジャムに仕上げていきます。
それぞれのチームでこれで出来上がり!と終わりをきめたらジャムは完成です。ジャムが少し冷めるのを待つ間に、今自分が作ったジャムのお鍋を紙いっぱいに書いてみました。

残すは瓶詰めのお仕事です。ご家族へのお土産になるようにラベルを貼ったり、リボンをかけました。お鍋にくっついているジャムでお味見です。昨日焼いたパンにたっぷりジャムをつけて頬張ると最高の味がして子ども達も幸せそうな表情になりました。

お昼ごはんを食べ終わったころ、キャンプに仲間が加わりました。卒業生のお兄さんが子どもたちのために駆けつけてくれました。彼が初めてキャンプに参加したのは今回参加している子たちよりも小さい幼稚園入園前でした。それから何度も夏を過ごした斑尾、実際にきて一気に思い出がよみがえってきたそうです。子どもたちも一緒に遊んでくれそうなお兄さんの登場に大喜び!早速遊び道具の工作に取り掛かりました。

15年ぶりに斑尾キャンプに戻ってきて、最初は子供たちと工作をしました。みんなで世界に飛び立つ飛行機を作りました。先着10人のお客さんを描いて自分の飛行機に乗せました。そして、その飛行機を持って、みんなで作ったスイカを滑走路に見立てて、そこを行ったり来たり走りました。みんな目標タイムを目指して、何回もチャレンジしました。目標タイムに達成したらご褒美には外での探検が待っています。みんな一生懸命、全力で走りました。一人一人目標を達成して外の世界へ飛び出しました。

外に出て最初は虫取りをしました。オニヤンマを見つけて、みんなで虫取り網を持ってそれを追いかけました。高いところを飛んでいてなかなか捕まえられません。近くの石の上を見てみるとそこには休憩している赤トンボがいました。そーっと後ろから近づいて、さっと虫取り網で捕まえました。1匹だけでなく2匹、3匹と捕まえました。みんなでじっくりと観察しました。トンボのあとはバッタ探しに出発しました。背の高い草の中を歩くと、近くの草からたくさんのバッタが飛び出して、それをみんなで追いかけます。小さいバッタ、大きいバッタ、いろんな種類のバッタを捕まえました。バッタの中には、キリギリスや鈴虫、コオロギなど色々な虫が混ざっていました。涼しい山の中で、虫を追いかけて草むらを走り回りました。

朝から頭も体もフル回転で動き続けた子どもたち。夕食を食べ、紙芝居を1つ読んだらすぐに布団の中へ。明日もたくさん遊べるように、夜は頭もからだもゆっくり休めます。
キャンプもあっという間に後半戦へ突入です。また新しい発見がいっぱいの1日になりますように。

2025.7.23の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250723 斑尾キャンプ3日目

【五感磨きキャンプ】斑尾キャンプ2日目

2025年7月23日 / 未分類

朝4時30分、子どもたちの声が聞こえてきたので、びっくりして部屋をのぞくとほぼ全員が起きていました。部屋の窓からは綺麗な朝焼けが広がっていて、夕焼けみたい!早起きするといいね!と嬉しそうにキャンプ2日目が始まりました。
着替えを済ませ、ホテルの中庭を静かに散策していると羽化する場所を探して木をのぼるセミの幼虫や羽化したばかりのセミに沢山出会いました。こちらも早朝ならではの光景で、大急ぎでカメラを取りにいく子もいました。

ラジオ体操で1日元気に過ごす準備を整えたら、昨日の絵日記などを済ませていきます。
次は絵葉書。ご家族に向けて、斑尾ってこんなところだよ!と伝える絵にしようと描きました。ハガキいっぱいに丁寧に描いて、まるで絵葉書のような素敵な一枚が出来上がりました。

待ちに待った朝ごはんの時間がやってきました。すっかり目覚めている子どもたちは、1日元気に過ごせるように、パワー切れにならないようにと食べています。採りたての夏野菜をはじめ、山の美味しいお水、味の濃い牛乳などをみんなでいただくと美味しさは格別で笑顔あふれる食卓になりました。

続いてはダッヂオーブンを使ってのパン作りです。先生のお話をよく聞いてチームごとに作ります。お水を入れすぎて生地がまとまらないハプニングが発生したチームもありましたが小麦粉を足してどうにか1次発酵へ。
発酵は太陽の力を借ります。山の上は太陽に近い分、よく晴れた日の日差しはとても強く置いておくだけでパン生地をふっくら膨らませてくれます。隙間時間にパン屋のうちわを作ります。美味しい高原のパン屋さんになるように両面いっぱい絵で埋め尽くしました。
さぁいよいよ成形作業に入ります。どんな形のパンにするかは子どもたちにお任せ。リボンの形にしたり、レーズンを中に隠したり思い思いのパンにしてダッヂオーブンに並べました。

とっても良いお天気なのでランチバーベキューにすることにしました。竹内さんのとうもろこしをもいで、薄い皮一枚になるまで皮を剥いたら網の上へ。蒸し焼きにしていきます。もう一品はダッヂオーブンを使ってベーコンポテトを作ります。ジャガイモ、玉ねぎを切ってベーコンと一緒にすればあっという間に美味しいお料理に変身しました。
焼きたてパンに甘ーいとうもろこし、ホクホクジャガイモの美味しいランチタイムになりました。

午後はスイカ割りと水遊びが待っています。やるべきことを先に済ませて、思いっきり楽しむ準備をします。スイカ割りは小さい子から順番に挑戦していきました。まっすぐ進むだけなのに、目が見えないとあっちへこっちへ。周りが手を叩いたり呼びますがなかなか当たりません。
いよいよ最後の小学生の番。全員の声かけも助けになって、少しヒビが入ったところから見事に1発で割ってくれました!
スイカひと玉も子どもたちはペロリ。今度は水鉄砲に持ち替えます。広い芝生の上で大人も子どもも全員びしょ濡れになって遊んでいるときの表情は今日1番でした!

お風呂のあとは全員浴衣姿になって夕食をいただきました。朝が早かったのでさすがに眠そうな子もチラホラ。食休みに紙芝居を読んだら早めに布団に入ることにしました。朝からよく動いた2日目、1人残らず一瞬で夢の世界へ。

明日はどんな1日になるか楽しみです。

2025.7.22の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250722 斑尾キャンプ2日目

【五感磨きキャンプ】斑尾キャンプ1日目

2025年7月22日 / 未分類

今年も斑尾キャンプの朝を迎えました。
元気な姿で全員が集合し、よいスタートが切れそうな予感がします。新幹線の車内も会話が絶えず、賑やかに過ごしているうちにあっという間に飯山駅に到着しました。
毎年出迎えてくださる運転手さんのお顔を見ると思わず「ただいま!」と言いたくなる安心感に包まれました。
早速ホテル内の探検に出かけます。何度も来ている子達が率先してレストランやお風呂の場所を初めて参加する子達に伝えてくれました。ホテル周辺もぐるっとまわります。5日間でどこまで遊び尽くせるかワクワク想像が膨らみます。

最初のお食事はカレーライスです。お腹がペコペコだった子どもたちはしっかりおかわりまでして腹ごしらえが完了!遊びに行く準備万端です。

お昼休みはみんなで虫取りに繰り出しました。網を片手に、バッタやちょうちょ、トンボを追いかけます。はじめは怖い、触れないと警戒心を抱いていた子も他のお友達が捕まえる様子を見ているうちに触れるようになってきました。トノサマバッタには今回は出会えず、また後での楽しみに一旦お部屋に戻ります。

お絵描きをしていると玄関にお客様が到着。急いでお出迎えにいくととうもろこしをたくさん積んだ竹内さんのトラックが待っていました。
自分よりも背の高いとうもろこしを1人一本いただきました。とうもろこしは下の方についていることや、葉っぱがチューリップの葉っぱみたいにクネクネしていること、チクチクすることなど実際に触れることで感じたことが言葉となって次々と出てきます。芝生に置いて背比べをしたら、明日のバーベキューランチまでそーっと並べておきます。今触れたとうもろこしを紙でも作ってみることにします。粒はぎっしり詰まっている様子を表現したり、皮のスジはどうやってつけようか考えながらそれぞれのとうもろこしが出来上がりました。

夕方には全員でスキー場の探検にも出かけました。もっと下まで行ってみよう!と駆け降りていくうちに下のリフト乗り場に到着、上にいる人たちが豆粒のように小さく見えます。帰る場所を見上げて、え!あそこまでまたのぼるの?!となるかと思ったのですが、子どもたちはお構いなし。上から転がったら楽しそう!と上っては転がりを繰り返して全身でスキー場を感じました。

2025.7.21の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250721 斑尾キャンプ1日目

▲TOPへ戻る