<食育>今年も味噌仕込み開始!

2021年12月14日

《恒例!味噌仕込み》
この時期恒例となった味噌仕込み。今年はみんなで70キロ以上のお味噌を仕込みます。
今日は新年中さんと、小学生で一緒に味噌を仕込みました。

味噌仕込みの工程は、「一晩水につけた大豆を茹でてペースト状にしたものに、麹とお塩を混ぜたら出来上がり」と簡単な作業に見えますが、単に作るのではなく、その中で素材そのものの香りや、感触、変化などを五感を最大限使って楽しみました。

圧力鍋の蒸気から出る大豆の香りや、麹の香りを嗅いで、どんな香りがしたか表現してみたり、固かった大豆が水分を含んで柔らかくなる変化に気がついたりと、観察力抜群の子どもたちからは沢山の発見の声が上がりました。

《違いを愉しむ》
去年は、麦とお米を合わせた「合わせ麹」を使っていましたが、今年3回目となる小学生チームは「麦麹」、初めての新年中さんは「米麹」を使って、味比べをしてみることにしました。今から、3ヶ月後の味比べを楽しみにしながら、これから味噌の向きを変えながらお味噌のお世話を行います。

《経験の差》
新年中さんと小学生では同じ作業でもかなり異なります。
ペースト状になった大豆と麹を混ぜる作業は一見簡単に見えますが、重たい大豆のペーストと軽い麹を混ぜ合わせるのはなかなか大変です。加えて、素手でよく混ぜるので、お塩で手がヒリヒリしてきます。特に新年中さんは、途中苦戦する姿もありましたが、まずは指先で触れてみて、慣れてきたら手のひらを使ってこね、そしてボールの底に手を入れられる様になり、最後には綺麗な味噌団子を作ることができました。やはり、まずは「やってみる」という経験が大切です。子どもたちも、やってみればできるということを感じることができたと思います。

一方、小学生の味噌仕込みの工程はとてもスムーズで、かつ丁寧でした。食材を周りに溢さず、ボールにも残さずに味噌団子を作り、年下の子どもたちに自分のできた見本を見せる姿もありました。
今回教わりながら作った子どもたちが、これから教える立場となってまた味噌作りできる来年の味噌仕込みが楽しみです。

袋にも絵を描いてオリジナルのお味噌の完成です。

《準備も色々》
そして、今回の味噌仕込みを通して、これから寒い冬になるにあたり子どもたちの手のケアの必要性にも気がつかされました。また、子どもたちも味噌仕込みを通して、手のケアをしなければ、お料理の時にしみてしまうことを知り、手のケアの必要性にも気がつけたと思います。

《アルバム》
味噌仕込みの写真はこちらです。お子様との会話の種にお使いください。
アルバムはこちらから⇒K&R 味噌仕込み 2021.12.14
閲覧期限:12月20日
アルバムはこちらから⇒K&R 味噌仕込み 2021.12.15
閲覧期限:12月21日
アルバムはこちらから⇒K&R 味噌仕込み 2021.12.16
閲覧期限:12月22日

磯邊季里 @ 2021年12月14日 19:04 コメント: (0)

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