【五感磨き遠足】東京さんぽで東京タワーに昇りました!

2023年9月10日

《東京さんぽに出発》
朝7時にいつものように教室に集合すると、早速まだ静かな広尾の町に繰り出しました。
今週はお祭りが開催されているので、商店街にお祭りの雰囲気が残っているかなと商店街を通りながら行くことにしました。
意外にも商店街は普段と変わらず静かな朝。きっとお神輿だけだからだねとこれもまた発見でした。
目的地は東京タワーですが、急ぐ旅ではないので子ども達の行きたい道を通りながら進んでいきます。
通っている幼稚園に寄り道したり、大きな木を何人で手を繋げば囲めるか実験したりと普段から知っている場所でも、お散歩をすることで新しい発見が沢山あるのでとてもワクワクします。
去年は目に留まらなかった、小さいけれど楽しそうな公園にも寄り道してひと遊びしました。
東京タワーが見えた!と進んでいたはずが、建物に隠されてまたどこにあるのか分からなくなって「東京タワーがいなくなった」と心配しながら歩く子もいました。
だんだん近づくと、道路に東京タワーも東京タワーを見つけ、あともう少しと足取りが軽くなります。
そろそろ右に曲がろうと何気なく曲がったら、突然東京タワーが足元まで姿を現したので、「急に着いた!!」と最後はみんなびっくりの到着となりました。

《333メートルの頂点へ》
自然と触れ合いながら歩いていると、あっという間に東京タワーに到着していました。
到着すると、目の前にそびえ立つ東京タワーのスケッチを始めます。どの場所からであれば東京タワーの特徴をうまく捉えてスケッチできるか自ら試行錯誤して、苦戦しながらも細部まで特徴を捉えて上手に描くことができました。

絵が描き終わったら、ついに待ちに待った東京タワー昇りが始まります。昇る途中にあるクイズを一つ一つ丁寧に解答して、着実に頂上への歩みを進める子もいれば、頂上へ一番早く行こうとする子もいて、それぞれ自分たちのペースで頂上へ向かいました。頂上へ到達すると、フォトスポットでみんなで記念撮影をしました。達成感と頂上まで登れた安堵もあり、疲れを感じさせない満面の笑みの写真が撮れました。
展望台に移動すると、東京の街並みが目の前に広がっていました。頂上から見る感無量の景色にみんな釘付けになり、窓の際までみんな行って景色を眺めていました。
台風も過ぎ去り、真夏のように晴れ渡ったおかげで、景色がとてもよく見えたことが更に子ども達を夢中にさせました。歩いていたときに見つけたマンションを見つけたり、ウクライナやアフガニスタンの国旗が風になびいているのを見つけて大使館かな?と話したり
レインボーブリッジ、スカイツリーなど子ども達に馴染みの建造物も沢山探し出すことができました。
その後しばらくすると、展望台を一周回り始めます。展望台の途中には床が透明になっている部分があり、333メートル下が見えるというスリルを子供達の考案したうちわを落とさないゲームなどを通して楽しんでいました。
車がトミカみたいとつまむふりをしてみたり、サッカーグラウンドで試合をしている人たちは小さいけれど意外と靴下や靴の色までちゃんと分かると目を凝らして細部まで見る子ども達ならではの視点はとても面白く、我々も夢中で眺めてしまいました。
展望台を一通り一周し終わったら、地上へと階段を一段一段降りていきます。昇りでみんなコツを掴み、下りは随分短い時間で素早く降りることができました。
地上へ到達すると、東京タワーの中のお土産屋さんや宇宙のイベントコーナーを巡りました。宇宙のイベントコーナーでは、アルテミス計画の事前探査に使われる探査機があったりと思いがけないところで月面着陸した気分を味わうことが出来ました。

《地上へ戻って》
展望デッキから、お弁当はあそこの芝生で食べよう!と狙いを定めたので、地上に戻ると早速歩き始めました。
着いてみると「芝生養生中」となっていて入れなかったので、気を取り直して隣の公園に行くことになりました。
みんなで日陰で涼しい場所を選んで、お弁当を食べ始めました。東京タワーを昇る以外に寄り道もいっぱいしたので、とても美味しくいただくことができました。
そこからは大好きな遊び時間です。マンホールを土俵に見立ててお相撲大会、落ち葉釣りゲームなど同じ空間にいても考える遊びは多種多様です。
最後はみんなでおにごっこ、広場ではなく急な階段だらけの場所で始めたのでなかなかハードなおにごっこになりました。
トレーニングよりもよっぽどハードなことを遊んでいるうちにやってのけてしまう子ども達、どんどん体力がついていって大人が適わなくなるのは当たり前だなぁと感じました。

《再び東京タワーへ》
解散時間ギリギリまで公園で過ごし、急ぎ足で再び東京タワーに向かいました。
朝よりも賑わいをみせる東京タワーの中にお父さんお母さんを見つけると「もう一回昇りにいきたい」と交渉する子がちらほら。
遠足は終わったはずが「いってきまーす!」とまた出かけていく子ども達を見送る形となり、不思議な気分でしたが東京で育つ子ども達にとっては地元のシンボルである「東京タワー」が身近な場所になったのかなと嬉しくなりました。

《アルバム》
2023.9.10の写真はこちらです。お子様との会話が弾むきっかけになれば嬉しいです。
アルバムはこちらから⇒K&R 東京さんぽ遠足 20230910

閲覧期限:2023年9月16日

磯邊季里 @ 2023年09月10日 18:06 コメント: (0)

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