【五感磨き遠足】冬野菜を収穫しました

2023年12月11日

12月とは思えないほど暖かいお天気の中、冬野菜を収穫してきました!朝から元気に体を動かし、お野菜の収穫をイメージしてきたお稽古組と今回収穫するお野菜をふんだんに使用してお料理をしてきた食育チームが合流し、みんな準備万端、とてもにぎやかです。

 今回収穫するのは、白菜・大根・ねぎの3種類です。まずは、1つずつじっくり観察しながら絵を描いていきます。どのようにはえているのか、どんな形の葉をしているのか、土に埋まっているところとそうでないところで違いはあるか等、色々な発見があります。また、収穫前のお野菜はどれも普段八百屋さんで売られているものとは異なり、白菜は外葉に包まれて大きく、ネギは先端がピンと尖っていました。子どもたちは見て、触れて感じたことを絵で表現していきます。

 お絵描きを終えたら早速収穫していきます。農園のお姉さんから収穫の仕方を教わります。まずは、大根です。葉ではなく頭の部分をしっかり持ち、まっすぐ上に抜きます。今年の大根も立派で、子どもたちの手で掴み上へ抜くことは容易ではありません。裸足になっている子どもの足の指にはギュッと力が入っており、全身に力をこめている様子が伝わってきます。教わったように、顔を真っ赤にしながら力一杯上へ引っ張り、大根を収穫しました。土の中の大根の様子がわからない分、スポンと抜けた大根の大きさに驚いたり、足が生えてる大根が出てきたり等収穫の楽しさを感じることができました。

 続いて白菜です。まずは、自分たちの体を丸めて白菜の大きさと比べっこ。たくさんの葉に包まれた白菜は子どもたちよりも大きいという発見がありました。白菜は、お尻の部分を抱き抱えるように自分の方向に倒して、根っこがポンと出てきたら白菜が倒れた合図です。全身を使って自分たちよりも大きな白菜を倒していきます。いざ手をかけると、チクチクトゲのようなものがありました。これは毛茸と言い、収穫前の新鮮な状態だからこそ見ることができるそうです。また、大根のように見える白菜の根っこを切ると、断面には水滴がついており白菜のみずみずしさを感じました。抱えきれないほど大きく、ずっしり重たい白菜を収穫することができました。

最後はネギです。ネギ畑の前に立つとネギの良い香りがしてきます。ネギは土の近くの太い部分を持ち、まっすぐ上に抜きます。一見、すぐに抜けそうにも思えますが、子どもたちの腕位太く、しっかりと根を張っているので力が必要です。途中で折れないように、そして潰さないように気をつけながら抜きました。

今回の収穫を通して、普段なかなか見ることのできないお店に並ぶ前の様子を間近で観察したら、収穫したてのみずみずしさを感じることができました。丹精込めて育ててくださった栄養満点のお野菜を美味しくいただいて、この冬も元気に過ごしてまいりましょう

2023.12.9の写真はこちらです。子ども達の楽しみながらも真剣な様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20231209_冬野菜収穫遠足
閲覧期限:2023年12月17日

磯邊季里 @ 2023年12月11日 06:21 コメント: (0)

0件のコメント





▲TOPへ戻る