<こひつじかい>冬野菜収穫遠足

2018年12月28日

12月23日、午後から雨の予報もありお天気の心配がされる中、冬野菜収穫遠足が実施されました。
こひつじかいの遠足では、めずらしい現地集合、現地解散の遠足です。午前10時、かすかに雨の降る中、子どもたちが続々と農園へ集合してきます。みんなが天気の心配をしていると、農園の方が「大丈夫、通り雨だからすぐにやむよ」と声をかけてくださりました。
農園の方の言う通り、みんなが集合し整列する頃には、雨はやんでいました。これなら無事に大根を掘れそう!と一安心です。
お母さん、お父さんに行ってきますをして、畑のほうへ出発です!
まずは、あさこ先生という農園のお姉さんから、手の洗い方を教わりました。泥を落とす用と、すすぐ用、二つの洗い桶がありますが、まず初めに使うのはどっちー?というあさこ先生の問いかけに、こっちー!と元気よく答えました。手の洗い方を覚えたら、いよいよ大根の掘りかたを教わります。葉っぱを引っ張ったらちぎれてしまうこと、揺らすと大根は折れてしまうこと。美味しい大根を掘ろうと、みんな真剣に聞いています。さあ、大きくて美味しそうな大根を選ぶんだよーというあさこ先生の声に、皆いっせいに自分のお気に入りの大根を探し始めました。

毎年参加している小学生は、慣れたものであっという間に大きな大根を手にやってきます。掘れた大根は、土を落として葉をしばり、それぞれの名前を書いた袋に入れておきます。小さな子やはじめての大根掘りの子も、すぐにコツをつかみ皆立派な大根を収穫することができました。自分より大きいような大根を自力で抱えて歩いている姿は、可愛らしいと同時にとても頼もしいものです!
次に白菜の収穫を行います。

あさこ先生から美味しい白菜の見分け方、白菜を根元から倒したらあさこ先生を呼んで包丁で根っこを切っていただくこと、包丁を使っている時は危ないので近くを通らないこと、等の説明を受け、それぞれ大きくて立派な白菜を探しに行きます。こちらもみんなあっという間にコツをつかみ、あちこちから「あさこせんせーい!」という声が聞こえてきました。順番を待っている子たちで、収穫した後に残っている一番外側の大きな白菜の葉っぱを拾いあつめて、畑のお掃除もお手伝いします。根っこを切っていただいたら、袋に入れて今日の収穫は終了です!

続いては、今日収穫した大根と白菜の絵を描いていきます。すぐにさらさらと描きだす子、時間をかけて構成を悩む子、ページに大きく野菜を描く子、野菜を収穫している自分を描く子、、、23人が23通りの絵を描きました。

お絵かきを終えたら、砧公園へ出発します。少し雨が降ってきたので、それぞれフードをかぶり早足で向かいます。小さな子どもには少し遠い公園までの道のりも、小さな橋を渡ったり野良猫に出会ったりしながら、全員が自分の足でたどり着くことができました。
公園につく頃にはみんなお腹がぺこぺこ!手を洗ったら木の下にシートを広げ、お昼ご飯の時間です。たくさん動いて腹ペコの子どもたちは、あっという間にお弁当を平らげてしまいました。

ご飯を食べ終わったら、公園の遊具で遊びます。ひとりでブランコを楽しんだり、お姉さんと一緒に遊んだり、お友達とみんなで海賊船ごっこをしたり。それぞれ思い思いに体を動かしました。

遊びがひと段落したらおやつを食べて、お迎えのご家族の待つ農園へ帰る時間です。行きには遠く感じられた道のりも、帰る場所が分かっていると帰りは近く感じます。「もうすぐ着くよ!」と声をかけ合い、無事に農園へ帰ってくることができました。今回の遠足で最年少、1歳の男の子も、最後まで自分の足で歩いてゴール!農園ではみんなが彼の到着を待っていました。
農園についたら、収穫した野菜をお母さんお父さんのもとへ持っていきます。生まれて初めて持つような重い野菜を、それぞれ一生懸命運びました。
お天気の心配もある中での遠足でしたが、収穫や公園での遊びの時間に降られることはなく、無事に遠足を終えることができました。みんな自分の手で収穫した野菜がどのような姿で食卓に出てくるのか、楽しみですね!

磯邊季里 @ 2018年12月28日 09:41 コメント: (0)

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