<こひつじかい>鎌倉初詣遠足

2019年1月6日

新年を迎えた最初の遠足は「鎌倉初詣遠足」です。
2019年初めての遠足は、子ども達が先生やお友達とニコニコの笑顔で交わす新年の挨拶から始まりました。お見送りにきたお父様お母様にお別れのハグをして、田園調布駅を出発。鎌倉駅に着くまでの電車の中ではお正月に作ったおせち料理や年末年始の過ごし方についてお友達同士楽しそうにお話していました。電車を乗り継ぎ、1時間程かけようやく鎌倉駅に到着。

そこから大きな鳥居をくぐり、鶴岡八幡宮まで参道を歩いて向かいます。参道の幅が少しずつ狭くなっている秘密を聞いた子ども達は、途中で横一列に並んで「本当に狭くなっている!」と実感していました。鶴岡八幡宮に着くと本殿を目指してペアになって列で進んでいきます。長い階段もみんなへっちゃらで子ども達はどんどん登っていきます。そして、本殿に着くと先生にお参りの仕方を教わり、慣れない様子でみんな二礼二拍手一礼をしてお祈りします。

お参りが終わると次はだるま屋さんに行きます。だるま屋さんには色々な大きさや色のだるまが沢山並んでいます。その中から子ども達も赤色のだるまを1人1個ずつ受け取ります。そして、円になって、火打石を鳴らしてだるまに願いを込めて頂きます。子ども達も「よよよい!よよよい!よよよいよい!」と声を合わせました。だるま屋さんからチョコバナナのプレゼントまで頂いたので、お十時に美味しくいただきました。

鶴岡八幡宮を出ると鎌倉小町通りを通って鎌倉駅に戻り、バスに乗って鎌倉大仏のある高徳院を目指します。バスの中でも子ども達は元気いっぱい。降りる駅に着くまでみんなお友達同士沢山お話していました。バスが到着し、高徳院の中に入ると大きくそびえ立つ大仏様が見え、子ども達は少し興奮気味の様子。そして、大仏様のお隣の石にみんなで座って子ども達が待ちに待ったお昼ごはんの時間です。子ども達のお弁当の中には黒豆などお正月を感じさせるおかずが並んでいました。お母様方が愛情を込めて作ったお弁当はとっても美味しかったようで、みんなあっという間に食べ終えて、すぐに大仏様の絵を描きにいってしまいました。大仏様の色を表現するのが難しいようでしたが、思い思いに水色や黄緑色を使ってとってもとっても上手に描くことができました。
普段の遠足でも、夢中になってお絵描きをしていると通りかかる方々が「上手ね~」「いくつ?どこから来ているの?」など温かく話しかけてくださるのですが、今回は日本人だけでなく、観光に訪れている世界各国の方々も興味深々で次から次へと話しかけられていました。
英語、中国語、韓国語など言語は違えど、すごい!と感動している心はしっかり感じ取れているようで、より一層自信をもって描きあげていました。家族で訪れていた中国人の女の子は、「私も描きたい!」と一緒になって大仏様を描き、みんなで写真を撮るととっても嬉しそうでした。

そして、最後に子ども達がずっと興味津々だった大仏様の中に見学に行きました。中は暗くて少し狭い空間で、上を見上げるとお外から見る大仏様の螺髪が中から見えて少し不思議な感じがしました。

気がつくともうお帰りの時間。帰りは江ノ電とモノレールに乗って帰ります。江ノ電の中からは太陽に照らされてキラキラ光る海を見ることが出来ました。普段、都会では見ることが出来ない大きく広がる海に子ども達の視線は釘付けの様子。モノレールでもみんな席に座らず立ったままお外を眺めたりと疲れをまったく感じさせませんでした。

その後も電車を乗り継ぎ、無事に田園調布駅に到着。すごい人混みの中、沢山の交通機関を乗り継いだにも関わらず疲れを見せない子ども達は行きに田園調布駅を出発した時よりそれぞれがちょっとだけお兄さんお姉さんになったように見えました。1人1つずつだるまと破魔矢を持ち帰った子ども達。2019年も実りの多い1年となるよう沢山のことを経験し、吸収してほしいと願っています。

磯邊季里 @ 2019年01月06日 08:43 コメント: (0)

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