【五感磨き遠足】2月は冬探しで梅林へ

2025年2月16日 / 未分類

多摩川駅に集合して、大倉山公園に向けて今日も元気に出発します!多摩川駅を出て、丸子橋を「神奈川県に入るよ!」と嬉しそうにおしゃべりしながら渡りました。渡り終えると、新丸子通過です。途中でフグの水槽があり、「何匹いる?」「縦になってたり横になってたりする!」と、フグを興味津々に見たりしながら、どんどん歩いていき順調に武蔵小杉を通過し、中原平和公園で1回目の休憩です。
荷物をベンチに並べて置き、でこぼこしてる岩を観察したり、木登りしたりしてみんなで遊びました。ちょうど街中アートという取り組みをしていて、木や石造に毛糸で編んだ色鮮やかな模様が被せてあり冬の公園をにぎやかにしていました。公園の中を通り抜け、また歩き出しました。細い道になる時は1列になってみんなで並んで歩き進めていきます。

途中で警察学校があり、門衛さんに挨拶をしました。普段は通り過ぎてしまうような場所ですが、一歩一歩進んでいくからこそ今日は沢山の発見が詰まっています。次の休憩ポイントは、日吉駅です。お手洗いに行きお菓子休憩をしました。あとでまたお菓子休憩をするから、全部食べてしまわないように調整しながらみんなで休憩しました。ここからは細い道が続くので1列になって歩きました。途中で鯉がたくさんいる池を見つけてみんなで近寄ってみると、鯉もみんな近寄ってきてパクパクしています。「鯉は人間が来るとエサをくれるってわかるんだね」と話しながらたくさんの鯉にびっくりしていました。また、ハンバーガー屋さんの前に大きなハンバーガのオブジェがあり食べちゃう!と全員が楽しそうにどんどん歩いていきました。
大倉山公園が見えてきました。大倉山公園の手前にある急な階段をみんなで駆け上り、自転車ロープのところでゴロゴロ転がってみたり寄り道をしながら進むと、梅祭りが行われていて、白や濃いピンクなどいろいろな梅が咲いている、大倉山公園に到着しました!

大倉山公園に着くまでにチョコで休憩していましたが、たくさん歩いたので、チョコだけでは足りません。お腹が空いた!今日のお弁当の中身は何だろう?と話しながら歩いていたので、公園に着いたらまず、お弁当を食べることにしました。梅の木や、散歩に来ている犬たちを見ながら楽しくご飯を食べました。

続いて梅の絵を描きます。公園内にある梅の木からたくさん花が咲いている木を見つけてすぐ近くで観察しながら描きます。新一年生のお兄さんお姉さんが率先して描いてくれたことで、みんなのお手本となってくれました。木は、苔が生えていて茶色ではなく緑色や黒色、開花しているものとまだ蕾のものの区別、花びらの枚数などをよく見ます。お花の中にはめしべとおしべがあることを今日知れた子もいました。近くで自分の目でよく見たので気づけたのです。よく見ないで描くとお花が雲のような形になってしまったり、細い木の枝を太く描いてしまったりします。少し時間がかかっても自分の目で見たものを描くことができました。

早く絵が描き終わった子は、新しい遊びを思いついていました。石と石を擦ってみたり、石と木の枝を擦ってみたり…話を聞いてみると、火おこしをしようとしていたみたいです。白い石で絵を描くこともできました。擦ったら石が温かくなることに気づき、キャンプファイヤーもできるかも!とみんなで石を集めて一生懸命擦ってみます。すると、近くにいたおじさんが、火が起こせたらさつまいもを持ってきて焼き芋をしよう!と提案してくださいました。その一言でみんなさらに火がついて懸命に擦っていました。火を起こすことはできませんでしたが、まるで原始時代に戻ったような遊び方です。今は、便利な道具や大人の工夫が凝らされた遊び道具が多くあり、家から出ず体を動かさなくても遊びを簡単にできるようになりました。しかし、今日は、遊び道具を使わなくても、子どもたちの頭で考え、自然のなかで昔の遊びをすることができました。

次は公園の中を探検することにします。公園の中には数えきれないほどの梅の木が生えていますが、一本ずつ名前がついていたので確認しながら歩きます。野梅、紅千鳥、など人間と同じようにみんなに名前があります。花も蕾も色は木によって様々で綺麗なので見ているだけで心が安らぎます。公園を歩いて奥の方まで行くと、道がない竹林に行き着きましたが、道を開拓していこう!と山の中をどんどん歩いていってしまいました。道の有無関係なしにおしゃべりをしながら楽しそうに進んでいく子ども達の好奇心がよく伺えます。

探検が終わったら荷物を持って山の頂上へ向かいます。たくさん階段を登った先には、天然の滑り台が出来上がっていました。ブルーシートを使って斜面を滑ろうとすると、なかなか難しいことに気づきます。どうやったら上手く滑ることができるかな、と色々な姿勢を試してみるなど試行錯誤しながら楽しみました。滑った先には、少し開けた広場のような場所と小さな森が広がっており、大きな枝から小さな枝までみんなで運んで集めました。運んできた枝を木にたてかけると、ツリーハウスの完成!みんなで力を合わせると、世界に1つの秘密基地が出来ました。たくさん滑って、木を集めて遊んだ後はお着替えです。汚れてしまったお洋服を自分で脱いで、自分で畳んで、綺麗なお洋服に着替えました。

その後は、みんなでおやつを食べました。持ってきたおやつを交換したり木に腰掛けながら食べて、疲れた体を癒します。回復したら帰路に着きました。大倉山駅までは下り坂です。電車の1番前に乗り、運転士さんの後ろから景色を楽しみました。窓の外に歩いてきた道が見えると、今日通ってきた場所だ!と1日を振り返りました。
今日は、朝の雲行きが怪しかったですが無事晴れて、暖かく気持ちの良い天気となりました。全員で長い道のりを歩き、自然と戯れたよく体を動かす、子供達の大人顔負けの体力と、自然との楽しみ方を教えてもらう1日となりました。

2025.2.16の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250216冬探し遠足

【ワジック教室・食育】にぎやかなおでん

2025年2月10日 / 未分類

冬のワジック5回目の今日はほかほかなおでんを作りました。2歳さんから年長さんまで4人の年齢層が低いクラスでしたがみんなの集中力が高く最後までわきあいあいと料理をすることができました。

献立
〇おでん
・大根
・たまご
・ちくわ・すじ・はんぺん
・いわしのつみれ
・がんも(大・中・小)
・こんにゃく・しらたき
・牛蒡揚げ・玉葱揚げ
・結び昆布
・牛すじ
〇羽釜ご飯
〇旬の果物「苺(恋みのり)」

最初はお米をといでいきます。お米からでる真っ白な研ぎ汁はこの後使用するのでとっておき、これが白くなくなるまで研ぎます。手を器用に使う作業ではありますがみんな米粒を外にこぼすことなく洗えていました。またチームに分かれて作業をしたのですが、年上の子が年下の子にやり方を教えてあげていたり、ボールを押さえてあげるといったサポートを行なってくれていました。ワジックのクラスの度に成長をみせてくれる子供達の姿には驚かされます。

次におでんには欠かせないお出汁を昆布と鰹節を使ってとっていきます。まずはお水に昆布を入れて沸騰させます。さきほどのお米では水が白くなりましたが、昆布のお出汁はキラキラした黄金色です。そこに鰹節をいつもの3倍いれていつもより味の濃い出汁ができました。それをまずみんなで味見してみてどんな味がするのか確認してみます。またそこに淡口醤油を入れて味付けをしたものも味見してみました。味の変化に気づいた子や美味しいと言っている子がいて、これを通して出汁本来の味を知れたのではないでしょうか。

具材の準備もしていきます。長い大根は丸く輪切りに、四角いはんぺんは三角の形に4等分に、丸いがんもどきは扇形に4等分に、とたくさんの食材を違った形に切っていきました。それぞれ違った触り心地もします。大根はお米の研ぎ汁で煮て、他の食材は先ほどとったお出汁を入れたお鍋に入れていきます。ぽちゃんと飛び跳ねないようにそっと縁から入れるのを気をつけました。次に長く束になっているしらたきを結んでいきます。ゴムのような触り心地でツルツルしている白滝は結ぶのに工夫が要ります。結ぶのが難しい子は繋がっている白滝を指を使って切ってくれていました。昆布も結び昆布にしていきます。やり方がわからなくても飽きることなく一生懸命観察して集中している子どもたちの姿に驚かされました。そんな子供達はゆで卵を剥くのが上手でした。たくさん割り目を入れてつるつるっと皮をとっていて綺麗なむき卵も出来上がり、具が完成しました!

最後にはお絵描きもしました。まずはお鍋の形を模写してから具は何だったか思い出して描きます。どんな色のどんな形をしたものがあったかなと話して自由に描いていました。

 それではみんなでお鍋を囲んでいただきます!⚪⚪いる人ー!はーい!と元気な声が飛び交い、の好きな具を美味しく楽しくいただきました。子供達のなかにはご飯を3杯ほどおかわりする子や新たにお気に入りの具をみつけている子がいてたくさん食べる姿にほっこりさせられます。最後はみんなでご馳走様をし、お腹いっぱいになりました。

2025.2.8の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250208「にぎやかなおでん 」

【ワジック教室・食育】恵方巻を作りました

2025年1月28日 / 未分類

今回のワジックではもうすぐ節分ということで恵方巻きを作りました。2歳さんをはじめとした小さいお子さんたちが多かった今回はみんなやる気がいっぱいでいつも以上に賑やかな回となりました!

献立
〇恵方巻
・穴子
・にんじん
・かんぴょう
・ほうれん草
・出汁巻き玉子
・干し椎茸
・桜でんぶ
〇わかめの味噌汁
〇れんこんの胡麻和え
〇柿とみかんのプリン
〇煎り豆

最初は熟れた柿とみかんを使いプリンを作ります。熟れた柿は触るとふにふにです。このヘタを取ると中からとろとろの身がでてきました。これをミキサーで混ぜると不思議と固まります。味見をした子供達からは柿の味がする!バナナの味も!とたくさん教えてくれました。

次は本日の主役!恵方巻きに巻く具材の準備をしていきます。具材は卵、ほうれんそう、椎茸、穴子などたくさん使います。それぞれどんな匂いがする?と匂いを嗅いだりじっと見つめて触ってみたりしていました。まずは卵から。子供達は全員殻を入れることなく卵にひびをいれて割っていて驚きです。この卵で卵焼きは作ります。この作業は小学生さんが1人で担当ししょうゆを多めに入れてしまうハプニングもありましたがとっても上手に作ってくれました!
 穴子は細長く切っていきます。包丁はいつものように前に後ろにと動かすと穴子が潰れてしまうので上から抑えるように切っていきます。包丁への力の入れ方が難しいところでした。次に登場したのはワカメ。固いワカメをお水につけるとあらびっくり、緑のカーテンのように大きく柔らかくなっていました。

今度はれんこんの胡麻和えを作っていきます。まずはゴマするところから。すり鉢からゴマがこぼれないように手の力を加減して丁寧にする必要がありました。味付けもレンコンと和える作業も2歳さんたちが担当してくれました。

さあ最後に子供達が料理してくれた色とりどりな食材たちをつかって恵方巻きを巻いていきます。巻きすの上に海苔をのせ、酢飯を薄く敷いたらそれぞれの食材を細長ーくのせていきます。そして巻きすの下の方を持って具材を一気に巻いて優しく抑えたら完成です。海苔巻きも初めての子供も多かったと思いますが先生がお手本でおこなっていることを見て自分も実践できるようにしていました。そのおかげか具材の量や巻き加減もバッチリで子供達が作った恵方巻きは全て崩れることなくしっかりと巻けていました。

 

今日の献立が全て完成しました!みんなでいただきます。子供達はお口を大きく開けてぱくぱくと食べていました。そんなこんなであっという間にみんなのお皿の上はからっぽに!ご馳走様をして最後にお絵描きをしました。
 今年の節分はは2月2日。恵方巻きの方角は西南西です!お家でもぜひ恵方巻き楽しんでみてください!

2025.1.25の写真はこちらです。子ども達の楽しそうな様子を感じてください。
アルバムはこちらから⇒20250125「もうすぐ節分!恵方巻御膳 」

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